「PS4じゃない」 父親殴った息子を逮捕 これは嘘ニュースです
父親が誤って買ってきたテレビゲーム機
調べによると、息子は父親に22日発売の新型ゲーム機「PS4」を買ってくるよう依頼。父親は発売日に確実に入手するため、都内の旅行代理店が企画する「発売日に確実にPS4を手に入れて息子の信頼を取り戻そうツアー」に申しこみ、先週14日、すでに昨年PS4が先行販売されているアメリカ・オクラホマ州に飛び立った。
父親は現地でPS4を購入後、22日早朝帰宅。なぜか自宅前に待機する多くの報道陣をかき分け、家の中に入っていった。
その約8分後、家の中から男性の悲鳴が聞こえると、報道陣とともに待機していた西世田谷署員と救急隊員が宅内に突入。まもなく父親は担架に載せられ、近くの病院に搬送された。父親は頭部2か所の打撲で1週間の軽傷を負ったが、命に別条はない。
西世田谷署によると、父親は帰宅後、オクラホマ州のゲーム店で700ドル(約7万1千円)で購入したPS4を朝食中の息子に手渡したあと、旅行用トランクの片づけに取り掛かろうとしていたところを背後から襲われたという。署員に対し父親は「息子の叫び声が聞こえたため、慌てて振り向いたところを殴られた」と話している。逮捕時息子は、両手に血の付いた朝食用フランスパン(パン渡り70センチ)2本をそれぞれ握っていたことから、このフランスパンが凶器になったものとみられる。
調べに対し息子は「1週間も前から「今回は添乗員もいるから任せておけ」と自信満々に語っておいて、やっぱり間違えて買ってきたため我を忘れて殴ってしまった」と供述している。
西世田谷署ではこのような親子間の認識の違いが大きな事件に発展する可能性も否定できないとして、今後さらに注意を呼びかけたいとしている。