Kyoko Shimbun 2014.02.03 News

全身に節分豆浴びた園長が重傷 東京・八王子 これは嘘ニュースです

今年もまた多くの鬼が涙を流した
 3日午前10時ごろ、東京・八王子市の保育園で園長の男性(51)が救急車で搬送される事件があった。男性は全身を打撲して重傷だが命に別条はないという。

 八王子西署によると、事件があったのはキリスト教系保育園「マキャベリガーデン」。午前10時20分ごろ、「園長がぐったりして動かない」との119番通報があったため救急が駆けつけ、近くの病院に搬送した。男性は全身に無数の斑点状のあざがあり重傷だが、命に別条はない。

 保育園ではこの日、節分の豆まきをするため、園長がお面と金棒を持った上半身裸の鬼の姿で園児の前に登場。だが、多くの園児がこの日のために準備しておいたエアガンを自宅から持参しており、園長は待ち構えていた園児たちが手にするエアガンから発射された高速大豆の集中砲火により、全身に大量の豆を浴びたものとみられる。

 当時豆まきの様子を眺めていた他の保育士は「豆とは思えないような乾いた発砲音が途絶えることなく園内に鳴り響いていた」「生まれて初めて大豆であばらが折れる音を聞いた」など、事件当時の惨状を語った。エアガンを持参した園児たちは皆「悪い鬼をやっつけるなら何をやってもいい」と悪びれる様子もなく、中には「死ぬまで叩く、死んでも叩く」など昨今の行き過ぎたネット私刑の影響を受けたと思われるような園児もいた。

 八王子西署では園の教育方針に問題がなかったか調べるとともに、今後豆は手で撒くよう指導するとしている。

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