Kyoko Shimbun 2012.09.25 News

テレビから抜けない女性を救助 品川 これは嘘ニュースです

テレビから抜け出せず、ぐったりした状態の女性(消防庁提供)
 24日深夜、東京都品川区のマンションから、女性の声で「テレビの画面から出られなくなった」との通報があり、消防が駆けつける事件があった。女性はそのまま都内の病院に搬送され、現在、画面から抜け出す処置を受けている。女性の命に別条はない。

 品川中央署によると、24日午前2時ごろ、品川区内のマンションから女性の声で「テレビに引っかかって外に出られなくなった」との119番通報があった。通報を受けた隊員が室内に入ったところ、液晶テレビから上半身だけ露出した髪の長い白装束の女性がぐったりした状態で倒れているのを発見。その場でテレビ画面から引っ張り出そうとしたが、うまくいかなかったため、そのままの状態でテレビごと近くの病院に搬送した。現在、女性の意識ははっきりしており、命に別条はないと言う。

 隊員の問いかけに対し、この女性は「テレビ画面から這い出そうとしたら、部屋の住人が途中でいきなりテレビの電源を切ってしまったため、下半身が画面に引っかかって抜けなくなってしまった」と説明している。

 消防庁では「事故再発防止のためにも、たとえ呪いのビデオであっても、見始めた映像は最後まで責任を持って見てほしい」と広く呼びかけている。

新しいアプリで記事を読む

App Storeからダウンロード Google Playからダウンロード

虚構新聞友の会

本紙友の会へ入会すると、会員専用掲示板に書き込みができます。

おすすめリンク

<BOOK>緒方貞子 ―難民支援の現場から

 冷戦後の一〇年間、国連人道機関の一つであるUNHCRのトップとして世界の難民支援を指揮し、国際的に高い評価を得ている緒方貞子・前国連難民高等弁務官。頻発する危機や武力紛争の中で、彼女はどのように考え、決断し、行動したのか。同時多発テロ事件のあと世界はどこに向かおうとしているのか。「人間の安全保障」という考え方にはどんな可能性があるのか。

社主ピックアップ

社会

人気記事ランキング

今月の一冊

「今月の一冊」バックナンバー

虚構新聞社のRSS/SNS

虚構新聞のウェブサービス

虚構新聞社の本

注目コンテンツ