Kyoko Shimbun 2011.10.31 News

衆議院の流出情報、ウィキリークスが公開へ これは嘘ニュースです

 衆議院のサーバーやパソコンがウィルス感染によるサイバー攻撃を受け、情報が流出した問題で、衆参両院に所属する国会議員の個人データが情報暴露サイト「ウィキリークス」を通じて一般公開される恐れが強まっていることが米情報省の調べで分かった。公開される情報に機密事項はほとんどなく、その多くは議員のプライバシーに関するものだという。

 通信傍受システム「エシュロン」を通じて電子情報のやり取りを監視している米国情報省が日本政府に通報する過程で明らかになった。情報省によると、ウィルスに感染した衆議院のサーバーから流出した情報のうち、議員個人に関するデータがウィキリークスのサーバーが設置されているスウェーデンに流れたことが確認されている。

 ウィキリークスは24日、資金繰りの悪化から情報公開の継続が困難と発表したばかりだが、今回得た議員情報をマスコミや議員本人に売却することで当面の運営資金をまかなう狙いがあると見られる。国家機密に関する情報はないが、議員個人のイメージを悪化させる情報が多く含まれていると見られ、すでに購入に向けてゴシップ系週刊誌数誌が交渉に応じる動きを見せているほか、情報を奪われた議員事務所も公開阻止に向け金銭交渉に入っているようだ。

 ウィキリークスは入手した情報が本物であることを証明するため、議員個人名を伏せたうえで保有しているファイル名一覧を公開。リストには「お遍路ショートカットの裏技」、「額のホクロ除去」、「でんこちゃんからお小遣い」、「マジコンの使い方」、「金星人と夕食会」、「左尿管結石の演じ方」などのタイトルが並んでいる。

 今回の情報流出は議員個人の公務用パソコンに送られたメールに添付されたウィルス入りファイルを開いたことが原因と言われている。このファイルを開いたとされる議員は取材に対し「添付されたファイルには『俺は知っているぞ』と書かれていた。このタイトルを見てファイルを開かない議員などいるはずがない。思い当たる節がありすぎる」と自己正当化に終始した。

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 門外不出の戦争日誌や外交公電など、各国政府のトップシークレットを次々と暴露する、前代未聞の内部告発組織ウィキリークス。本書の著者2人は、以前からこの組織を取材し、創設者ジュリアン・アサンジの信頼を勝ち取った、独「シュピーゲル」誌のトップ記者である。

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