放置の一斗缶から盲腸2千人分 大阪 これは嘘ニュースです
現場に放置されていた盲腸入り一斗缶
一斗缶は駐車場脇に設置されている自動販売機の横に置かれていた。缶を開封して調べたところ、中から人間のものと見られる盲腸が大量に詰め込まれており、その数は2千個に及んだ。
大阪府警では事件性が高いと見て、同日午後5時ごろ鶴目署内に捜査本部を設置。缶を放置した目撃者を探すなど捜査に入ろうとしていた。
だが事件が報じられた午後8時ごろ、缶の持ち主を名乗る男性が署に現れ、缶の引き取りを申し出た。「放置していたのではなく、一時的に置いていただけだ」と説明しているという。
また、入手経路については「知り合いの外科医から虫垂炎の手術後、廃棄する予定だったものを譲りうけていた」と話しており、自らが経営する中華料理店で提供している餃子の「隠し味」として使っていたと説明している。
男性の説明に不自然な点がなかったことから、府警では事件性の有無について確認が取れしだい、一斗缶を男に返却し、捜査本部を解散する予定。
本紙の取材に対し、男性は「全ての客を満足させる『究極の餃子』を作ろうとしているのに、食材にタブーを設けるのはおかしい。ホルモン焼きや焼き鳥のように、家畜なら内臓部分を食べても許されるのに、人間だけはダメだというのは説得力がない」と憤りをあらわにした。
俗に中華料理は「四つ足なら机以外、空を飛ぶものなら飛行機以外は何でも食べる」と言われているが、男性が経営する料理店では「机のピリ辛炒め」や「焼き飛行機のカニあんかけ」も提供しているという。