Kyoko Shimbun 2007.11.15 News

オシリカジリムシで死者 国内初 これは嘘ニュースです

オシリカジリムシ
 肉食性のダニ「オシリカジリムシ」が原因で、国内初めての死者が出た。オシリカジリムシは普段山中でしか見られないが、今年の異常気象によって、都市部にまで繁殖圏を広げたとの見方が強い。

 オシリカジリムシが原因で亡くなったのは熊本県の男性(49)。右臀部(でんぶ)にダニにかまれたようなあとがあり、ここから毒が全身に回ったと思われる。今のところ、ワクチンはなく、毒が回ると全身に青いまだら模様が浮かび上がり、末期になると脳細胞がゲル状に溶けて死亡する。

 肉食性のダニの一種であるオシリカジリムシは、主に東南アジアを中心に繁殖しているが、日本でも1980年、長崎県において初めてその存在が確認された。日本での生存圏は九州・沖縄地方で、体長は約1ミリ。南国性の環境を好むため、本州などで見られることはほとんどない。

 また、最近流行の兆しを見せているキャラクター「おしりかじり虫」の原型にもなっているが、今年10月に行われた日本ダニ学会で「そのような危険な動物を安易にアニメキャラにするのは問題があるのではないか」という意見が出されていたところだった。

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