Kyoko Shimbun 2007.06.27 News

「国内産」と偽った販売も発覚 北海道 これは嘘ニュースです

 ミミズ肉のミンチを専門に作る精肉会社・ニートホープ社が、ミミズ100%としていたミミズのミンチに牛肉や鶏肉を混入、偽装していた事件で、さらに今日、農水省の立ち入り検査によって、中国産のミミズを国内産と偽って表示し、出荷していたことが判明した。

 ニート社の関係者の証言によると、ミミズのミンチに他の肉を混ぜていたのは85年から。国内のミミズ肉相場が高騰し、ミミズの代わりに牛肉や鶏肉の内臓を一部混ぜて出荷していたという。また、この頃から同時に、価格の安い中国産のミミズを輸入しはじめ、国内産のミミズに一部中国産のものを混入する形で始まった偽装が、88年には完全な中国産ミミズミンチを「国内産」と表示して販売していることも明らかにした。

 ニート社はミミズ精肉業の最大手。同社の発表によると、全国展開している大手ファストフード店M社のハンバーガーや、冷凍コロッケ、ミートボールなどに使われているとのことだが、M社に問い合わせたところ、「うちは牛100%のハンバーグを使っている。ミミズ肉や猫の肉が使われているとの噂が絶えないが、こちらとしてもうんざりしている」と答えた。

 しかし、ニート社の発表が正しいとするならば、M社がミミズ肉ハンバーガーを牛肉ハンバーガーと偽装している可能性も考えられ、この偽装問題はさらに広がりを見せそうだ。

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