Kyoko Shimbun 2014.06.25 News

24日付「ステーキさいころ」記事についてお詫び

 24日付本紙記事「まるで本物 ステーキさいころ、来月発売」にて取り上げた「樹脂製サイコロ肉風さいころ」がすでに存在しているとの情報が、掲載後本紙編集部に多数寄せられました。

(さくまあきらホームページ:仕事人裏日記)より

 編集部で事実関係を調査したところ、当該製品がすでに2011年の段階で存在しており、またそれ以外にも類似の商品(ストラップ)があることも確認されました。これを受け、編集部ではまもなく緊急の会議を招集し対応を検討いたしました。

 その結果、今回の記事は「事前の取材活動が不十分だったことによる完全な誤報である」と結論付けました。読者のみなさまにお詫び申し上げます。

 昨年3度の誤報記事を配信したことを重大に受け止め、今年は記事制作において細心のチェックを心がけてきましたが、今回このような失態を犯してしまったことは甚だ残念と言うほかありません。

 今回の誤報確認に至るまでの経緯、ならびに記事執筆に当たった本紙社主UKへの聞き取り調査結果は以下の通りです。


<概要>

 6月24日 8:00 「まるで本物 ステーキさいころ、来月発売」を配信

 6月24日 12:30 ネット上で「実際の商品を見たことがある」との指摘が上がる

 6月24日 13:00 本紙社主UK、「なめこを収穫しに行く」と言い残し失踪

 6月24日 15:00 本紙フェイスブックに商品画像を掲載したページへのリンクが張られる

 6月24日 15:05 記事執筆を担当したUKから「探さないでほしい」とのメールが届く

 6月24日 16:04 大津市堅田・ゲームセンター内のUFOキャッチャーでなめこぬいぐるみを取ろうとしているUKを発見、身柄を確保

 6月24日 16:30 編集部で対応を協議

 6月25日 03:50 謝罪文の掲載と関係者処分を決定


<聞き取り調査結果>

 当該記事の誤報について、記事執筆を担当した社主UKへの聞き取り調査を行いました。判明した事実は以下の通りです。

 ・記事掲載の経緯

 「『サイコロステーキ』をひっくり返した『ステーキさいころ』という言葉がふと浮かんだ。とは言え、自分でも『さすがに誰か作っているだろう』と思いつつ、検索をかけてみたところ、記事のような商品が見つからなかったため、『ひょっとして現実世界の盲点を見つけたのではないか』と、喜び勇んで記事にした。」

 ・取材に不徹底があったのではないか

 「取材に使った検索ワードは『サイコロステーキ』『ステーキさいころ』『食品サンプル』などを組み合わせたもの。当然画像検索も利用し、念のため「Diced steak」でも確認を取ったが、記事にしたようなサイコロとして使える食品サンプルは見つからなかった。この記事を掲載して騒がれた影響か、今これらのワードで検索すると商品画像が表示されるようになった。グーグルに文句を言いたい。」

 ・なぜ逃げたのか

 「昨年7月の森永グロス以降、記事の現実化と謝罪を期待するかのような雰囲気がネット上にずっと漂っており、謝罪するのが嫌で仕方なかった。特に今年に入ってからは安全運転を心がけていただけに、こんな記事で本紙の歴史にまた1つ汚点を残してしまったのは残念だ。」

 ・記事掲載の前日、都議会でのヤジ問題について「『謝罪は迅速に』は基本。」とツイートしていた


 「話す機会を逸してしまった。」

 ・執筆者並びに社主としての責任について

 「実際に存在する商品を架空の商品として紹介してしまった点については、申し訳ないとしか言いようがない。例によって処分については粛々として受け入れる。」


<処分内容>

 検討会議の結果、本紙編集部では当該記事の執筆を担当した社主UKに対し、以下のような処分を発表しました。

 (1)1か月間減給10%
 (2)当該記事掲載日(6月24日分)のアフィリエイト/アドセンス収入全額を東日本大震災被災地に寄付
 (3)本社ビル地下3階地下牢拘留2日



 本紙では再発防止策として、今後はグーグルだけでなく複数の検索エンジンを利用するなど、虚実関係の確認を徹底することで記事の精度をより高めていく所存です。

 日ごろ本紙を信頼してくださっている読者のみなさまにおかれましては、この度の誤報でご迷惑おかけしたことを改めてお詫び申し上げます。なお、処分期間中の記事配信・サイト運営については十分なバックアップ態勢が整っているため影響はありません。

 今後とも本紙をよろしくお願いいたします。

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