お供え物が倍々に… 山形・累積地蔵の謎
Kyoko Shimbun 2016.08.02 News

お供え物が倍々に… 山形・累積地蔵の謎 これは嘘ニュースです

山形県南庄内村の累積地蔵
 山形県南庄内村で地蔵に供えたお供え物が増える奇妙な現象が続いている。「累積地蔵」という名前にちなんだ、何者かによるいたずらとみられるが、住民は「善意のいたずらならほほえましい」と手を合わせる。

 お供え物が増えていることが分かったのは7月中旬。いつもお供え物を持って累積地蔵を訪れる女性(78)が、栗まんじゅう2個を供え、翌週訪れたところ8個に増えていることに気が付いた。「いつもは1個だけだったので、お地蔵さんが2個供えたことを喜んでくれたのかもしれません」と話す。また、供えた物と同じメロンパン81個を受け取った男性は1人で食べ切ることができず、近所に配って回ったという。

 確認のため、記者も試しに手持ちの100円硬貨2枚を袋に包んで地蔵の前に置いてみたところ、3日後には400円、6日後には800円に増えていた。どうやら3日ごとに倍に増える仕組みのようだ。いたずらにしても手が込んでいる。

 南庄内村に住む郷土史家の宮田下男さん(57)によると、累積地蔵が建立されたのは江戸時代中期。飢饉による食糧不足に苦しむ百姓たちが地蔵に稲を供えたところ、またたく間に稲があふれ、人々の命を救ったという伝承が残っているという。いたずらの主について、宮田さんは「地元でもこの話を知る人はずいぶん減っている。郷土史に詳しい年配の人物ではないか」と推測する。

 現代の錬金術に期待した記者は、先週さらに給料の約半月分10万円を包んで供えた。6日後の昨日、再び累積地蔵を訪れたところ、袋の中には2万5千円しか入っていなかった。

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