「解散って何?」 小4が問うサイト人気 これは嘘ニュースです
「解散って何ですか?」(一部不適切のためモザイク加工)
ウェブサイト「解散って何ですか?」は22日に公開。冒頭に掲載されている「質問です」では、開設の目的を「解散解散言ってるけど僕は分からないけどがんばって知りたいと思った」と説明している。サイトを作ったのは「坂本」を名乗る自称小学4年生で、公式ツイッターによると「徹夜して作った」という。
よほど突貫工事で作ったためか、本文では「安部首相」を「阿部首相」、「Sorry,Japanese Only.(ごめんなさい、日本語のみです)」を「Sony,Japanese Oily.(ソニー、日本の油っこい)」とするなど誤字が多数見られる。また虹色で左右にスクロールし続ける「解散って何ですか?」のタイトル文字の背景には自作の人糞イラストが設定。実に小学生らしく仕上がっている。
本当に小学生が作ったのかどうか確証はないが、HTMLタグを大文字小文字の区別なく手打ちで入力しているほか、他所のウェブサイトからソースコードを流用した形跡も見られるなど、2000年代初頭のインターネット黎明期を思わせる構成の稚拙さから、専門家も「制作者は小学生か中学生でまず間違いないだろう」と話す。
「解散って何ですか?」は政治に関心を持った小学生がたった一人でウェブサイトを作り上げたことからネット上で話題になり、開設から1日足らずでアクセス数が2万件を突破。設置されたBBS(掲示板)には「1Get」「11111ゲットしました」などキリ番報告が相次いでいるが、肝心の「衆議院の解散」については今のところ「ヤフー知恵袋に行け」としか書き込まれていないことから、坂本君が衆議院の解散について正しい知識を得るのは2年後の小学6年生までお預けになりそうだ。