日本、韓国破り雪辱の金 男子スノーボール決勝
Kyoko Shimbun 2014.02.14 News

日本、韓国破り雪辱の金 男子スノーボール決勝 これは嘘ニュースです

ソチ市街地で行われた男子スノーボール決勝
 ソチ五輪第7日目の13日、男子スノーボール決勝で日本代表が韓国を7-1で破り、金メダルを獲得した。

 前回のバンクーバー大会から正式種目として始まった男子スノーボールは、1チーム7人がそれぞれ自陣のフィールドにあるポールを守りながら、相手チームのメンバーとポールに雪玉を当てていく、言わば「スポーツ雪合戦」のような新競技。前大会初出場の日本代表は予選リーグで惨敗。出場29か国中29位の最下位という苦い経験を味わった。

 4年後の雪辱戦となった今大会では、世界ランク1位のフィンランドを破る大金星を挙げるなど、予選リーグから破竹の勢いを見せ、俄然注目を集めるようになった。

 各リーグを勝ち上がった日本、韓国、ノルウェー、アルゼンチンの4チームが決勝トーナメントに進出。日本は準決勝の対戦相手ノルウェーを7-0のストレートで下すと、前回大会で3位の好成績を残した韓国との決勝戦に挑んだ。

 試合は前後半共に一進一退の膠着状態が続き、延長戦に突入。FW織田が韓国の主力DF朴をヒット。その後立て続けに、金、李、盧の3人を抜き去ると韓国サイドのポールへ鮮やかに雪玉を連続ヒットさせ、そのまま勝利をもぎ取り、今大会では日本人初の金メダルを獲得した。

 <日本代表キャプテン・斉藤隆範(42)との一問一答>

 ――まずは金メダルおめでとうございます。

 ありがとうございます。

 ――勝因は。

 社会への恨みと復讐心ですね。

 ――えっ。

 前回大会の屈辱をバネにがんばれたことだと思います。

 ――日本のファンのみなさんに何かコメントをお願いします。

 おい、そういうのやめろ。

 ――えっ。

 メダルが獲れたら「日本の誇り」で、獲れなかったら「血税泥棒」とか手のひら返しもいいとこだろ。だいたいこの競技があること自体、メダル獲るまで誰も知らなかったくせに、急にやってきて「おめでとう」とか何だよ。「日本のファン」って、この4年間、1度たりともサインどころか握手すら求められたことねえよ。

 ――す、すいません……。

 4年前、日本に戻って「いい思い出になった」って話したら、「観光旅行楽しかったですか」とか「税金使って惨敗しておいて何様だ。死ね」って、うちにカミソリの刃やら銃弾やら届いたんだぞ。それにそもそもこのスノーボールの強化予算って知ってる? 年間300万円。血税血税言うけど、1人当たり1円も払ってないくせに、何でそんなに偉そうなんだ。

 ――で、でも今回のメダルがきっかけで予算配分が変わるかもしれません。安倍首相も「国民栄誉賞を検討している」とのことです。

 どうせ韓国に勝ったからだろ。だからそういうのにスポーツを利用するなって。安倍さん、これ見てるならあの友達に言っとけ。いくら需要がないからって、スノーボールをラジオで中継はねえよ。雪を踏みしめるギュッ、ギュッって音しか聞こえねえよ。これこそ偏向放送だろ。あと栄誉賞はいらん。

 ――それでも五輪では「日本代表」として出場しているわけですから。

 別に日本代表っていうのはいいんだよ。いいんだけど、それならちゃんと日本代表選手全員分け隔てなく応援しろよ。大会前に「獲得メダル数予想」とか、うちのチームみたいに参加してるのに端(はな)から期待されてないとか失礼にもほどがあるだろ。選手を競走馬かなにかとごっちゃにしているんじゃないか。マスコミも「参加することに意義があるスポーツの祭典」とか言っておきながら、メダルを逃した瞬間「あれが悪かった、これが悪かった」の勝利至上主義とか、どう考えても二枚舌だろ。世界4位のどこが悪いんだ。

 ――えっと、メダルを勝ち取ったとは言え、帰国されてから大丈夫ですか。

 これで引退するんで、もう日本には帰りません。海外でのスノーボール発展に力を尽くします。報奨金の300万円は強化予算の返済にでもあててください。これ以上血税がどうこう言われたくないので。今までどうもありがとうございました。

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