Kyoko Shimbun 2013.12.10 News

「景観破壊に怒り」 太陽光発電所襲撃の活動家を逮捕 これは嘘ニュースです

太陽光発電施設「ソーラーシード」(長野原町)
 群馬県警は9日、長野原町にある太陽光発電施設に侵入し、持ち込んだ鈍器で発電用パネル570枚を破壊した自称環境活動家の男(47)を不法侵入と器物損壊の疑いで逮捕した。犯行の動機について男は「景観を破壊する大量のパネルに憤りを覚えた」と供述している。

 男は9日午後2時ごろ、長野原町にある太陽光発電施設「ソーラーシード」のフェンスを乗り越えて敷地内に侵入。用意した直径50センチの鏡餅(ミカンなし3段)を叩きつけ、発電パネル570枚(約3億円相当)を次々と壊していった。その後まもなく、発電量が急激に下がったことを不審に思った管理室の職員が男を発見。110番通報によって駆けつけた署員が器物損壊の現行犯で逮捕した。

 太陽光パネルを壊した動機について、男は当初「太陽がまぶしかったから」など、質問をはぐらかすような供述を繰り返したが、その後「大自然に囲まれた風景を台無しにする太陽光パネルに、以前から憤りを感じていた」と供述を改めた。

 長野原署によると、男は今年2月まで「脱原発」を主張する環境保護団体に所属していたが、太陽光発電所や風力発電所など巨大な人工物を必要とする発電施設が日本の牧歌的景観を破壊していることに違和感を覚え、「休耕田を人工パネルで覆うなど正気の沙汰ではない」との言葉を残し、市民団体を脱退。志を同じくする支持者十数人とともに「環境を破壊する発電施設の破壊」を掲げる過激派環境保護団体を立ち上げた。

 その後、両団体はエコロジー観の違いを理由に団体本部への襲撃や運動員の拉致監禁、発砲事件など互いに何度も衝突を繰り返しており、環境保護業界内では以前から「この人たちは一体何と戦っているんだ」など、業界への悪影響を懸念する声が挙がっていた。

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 母の死の翌日海水浴に行き、女と関係を結び、映画をみて笑いころげ、友人の女出入りに関係して人を殺害し、動機について「太陽のせい」と答える。判決は死刑であったが、自分は幸福であると確信し、処刑の日に大勢の見物人が憎悪の叫びをあげて迎えてくれることだけを望む。通常の論理的な一貫性が失われている男ムルソーを主人公に、理性や人間性の不合理を追求したカミュの代表作。

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