Kyoko Shimbun 2013.10.25 News

【企画広告】教授候補の相次ぐ不審死 純正医大医療事故の闇 これは嘘ニュースです

純正会医科大学付属病院(東京都港区)
 先月、純正会医科大学付属病院(港区)で行われた胆のうの摘出手術後、患者の男性が死亡した医療事故について、「事故ではなく執刀医の医療ミスである」との匿名の情報が本紙に寄せられた。

 亡くなった男性は純正医大の次期教授選候補であること、また男性の執刀に当たったのが同医大の現役教授であったことから、単なる医療事故以上の「思惑」がはたらいたのではないかとの憶測もささやかれている。

 胆のう摘出手術後に亡くなったとされる男性は冴木真也純正医大准教授(56)。死因は「失血による術中死」とされている。手術中における医療過誤の可能性が疑われる場合、遺族から病理解剖の要望が出されるのが通例だが、遺族の希望により冴木准教授の解剖は行われなかった。

 しかし、今回の術中死について「事故ではなく医療過誤だ」と指摘する内部関係者とみられる人物からの通報が本紙に寄せられた。本紙で事実関係を調査したところ、冴木准教授の手術の執刀医が同大で教授を務める海老沢孝司氏(65)であったこと判明。海老沢教授は自らの後継者を決める純正医大の教授選で、冴木准教授とは別の候補を推薦していたことから、仮にこの術中死が意図的であった場合、単なる医療ミス以上の思惑が絡んだ可能性も考えられそうだ。ある医療関係者は、「胆のう摘出手術は容易なもので、その上この手術の第一人者でもある海老沢教授が患者を亡くならせてしまうような失敗をするとは到底考えられない」と話す。

 純正医大の教授選については、候補者の1人である馬淵公平光零医大教授(58)も先月都内で通り魔に襲われて亡くなっており、この短期間で冴木准教授を含む3人の候補者のうち、2人が命を落とすという異常な状況だ。

 本紙では冴木准教授の執刀医である海老沢教授に取材を申し出たが、現在体調不良を理由に入院、面会謝絶としているため、コメントを得ることはできなかった。


●編集部よりプレゼントのお知らせ●

 こんにちは。ひまわりさんが大好きな虚構新聞社主のUKです。いつも本紙をご愛読くださりありがとうございます。

 今回本紙当該記事の原案となったミステリー小説『ブラッドライン』(新潮社/1800円)の発売を記念して、著者・知念実希人さんのご厚意により、献本として5冊ご提供いただきましたので、本紙読者限定でプレゼントいたします。

 『誰がための刃 レゾンデートル』に続く第2作目となる本作は、前作同様現役医師ならではの知見を活かした医療ミステリーです。

 今回の記事を執筆するにあたり、社主も本作を読みましたが、「畜生!」「何してやがる!」「術野が見えねえよ! しっかり吸引しねえか!」「ちょっと、カリが高すぎる! このままじゃ心停止起こすよ。もっとカルチコール打って!」など数々の医療用語と怒声が飛び交う冒頭12ページにもわたる手術シーンの緊迫感はまさに戦場そのもの。そのスピード感あふれるリアリティに惹きつけられました。

 記事にもあるように、この手術での医療過誤と教授選、都内で相次ぐ連続殺人事件、そして「狐憑き」というキーワード。術中に亡くなった冴木真也教授の息子で同じく外科医である主人公の冴木裕也が、長年憎んできた父の死の真相に迫るにつれ、これらの点と点が線となって結びつき、全ての謎が集約されたあとに残る読後感は何とも言えずビターなものでした。決してハッピーエンドとは言えない結末は社主好みでもあります。

 小説『ブラッドライン』プレゼントへのご応募は下に掲載したリンク先「虚構新聞プレゼントキャンペーン 献本応募」をクリックするとメールソフトが起動します。起動しない、他のアドレスから送りたい方は直接応募用メールアドレスを入力してご応募ください。

 また、メール本文には(1)お名前もしくはハンドル名、(2)連絡先のメールアドレス、(3)作者(知念さん)に一言、をご記入の上お送りください。応募は一人一通までとし、多重応募が明らかになった場合、当選はキャンセルになりますのでお気をつけください。応募締め切りは10月31日(木曜日)です。

 当選者には知念さんご本人から連絡先メールアドレスへ、後日改めてご連絡差し上げます。献本はアマゾンを通じてお送りしますので、当選の際には住所をお伺いします。また、本紙にて当選者の発表はございませんので、あらかじめご了承ください。

献本応募は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

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