「ダース」11個、「きのこ」廃止… 消費増税、製菓業に痛手
Kyoko Shimbun 2013.10.04 News

「ダース」11個、「きのこ」廃止… 消費増税、製菓業に痛手 これは嘘ニュースです

現行のポテトチップス。来年からは単数形になる。
 1日、安倍晋三首相が来年4月1日から消費税率を現行の5%から8%へ引き上げる方針を正式に表明したことを受け、各業界の動きもあわただしくなってきた。特にその影響を強く受けるとされている製菓業界各社では不人気商品の廃止など今後の対応に苦慮を強いられる一方、増税を機に商品を改名するなどリニューアルを図る企業も出てきた。

 来年4月からさまざまな商品において増税分として3%が価格に上乗せされるが、元々商品単価の安いお菓子にとってはこの3%の影響は甚大だ。すでに森永製菓では、同社の主力商品であるチョコレート「ダース」を現在の12粒から11粒に減らすことを決めた。また別の製菓会社では、長年不採算商品だったものの、熱狂的なファンのためやむなく存続させてきた「きのこの山」を廃止し、経営資源を「たけのこの里」事業に一本化する。

 また、お菓子の中でも定価が数十円単位の駄菓子部門はさらに大きな変化を強いられている。駄菓子の代表とも言える「うまい棒」は価格を10円のまま据え置く代わりに、中心部の穴の直径を極限まで拡大。トイレットペーパーの芯レベルの薄型を実現した。また、駄菓子としては最安値の5円チョコレート「ごえんがあるよ」は価格を1枚8円に引き上げるが、中身は今まで通り5円玉型チョコレートのまま変わらないため、しばらくは消費者の混乱を招きそうだ。

 増税によって商品名を変更するお菓子も出てきた。スナック菓子の定番「ポテトチップス」は、来年4月から商品名を「ポテトチップ」に改名すると発表。その理由について製造元は「内容量の変化にともない、品名を複数形から単数形に置き換える必要が出たため」と説明している。同社ではその代わりとして、袋に封入する酸化防止ガスをさらに30%増量することを合わせて発表した。ガスを増やすことで、袋の見栄えを維持するとともに、物品を郵送する際の梱包材として新たな需要が期待できるとしている。

 お菓子について詳しい京都大学製菓学部の坂本義太夫教授(ハイチュウ論)は、「安倍氏が主導するアベノミクスによるデフレ脱却が失敗に終わった場合、彼の最大の業績は『きのこの山に引導を渡した首相』として歴史にその名を刻むだろう」と話した。

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