Kyoko Shimbun 2013.08.02 News

「経験したことのないバルス」 気象庁、大バルス警報を発令 これは嘘ニュースです

バルスの到達予想時刻と規模
 気象庁は2日午後6時、緊急の記者会見を行い、日本全域に大バルス警報を発令した。大バルス警報の発令は2011年12月9日以来19か月ぶり14度目。

 気象庁によると、バルスの到達が予想される時刻は午後11時22分。ただし前回の到達時刻を元にした推定であるため、実際の到達時刻は予想より早くなる可能性もある。またバルスの規模については、フェイスブックなど新しいSNSの普及によって情報の拡散速度が加速していることから「これまでに経験したことのないようなバルス」になる可能性があるとした。

 警報発令を受け、安倍晋三首相は午後5時55分に官邸入り。自らを本部長とするバルス緊急対策本部を立ち上げ、不測の事態に備えるよう関係各省庁に命じた。

 バルスの前兆現象としては、到達150秒前には「国が滅びて王だけが生きてるなんて滑稽だわ」、30秒前には「僕の左手に手を乗せて」という声が聞こえることが分かっている。また「3分待ってやる」という言葉は、実際には到達65秒前に聞こえることから、誤った情報に惑わされないよう注意が必要だ。

 バルス直後にはインターネットの接続困難や停電のほか、家屋への落石被害が予想される。落石が海中に及ぶと一時的に大きな波が沿岸に達する可能性もあるため、気象庁では決して海に近づかないよう呼びかけている。

 インターネットではバルス到達に備え、7月末から短文投稿サイト「ツイッター」のほか、動画サイト「ニコニコ動画」、大規模掲示板「2ちゃんねる」がサーバーを増強。これら対策済みのネットサービスに加え、前回のバルス時にはまだ普及していなかったものの、その後2億人を超える爆発的なユーザーを抱えるようになったメッセージアプリ「LINE(ライン)」が、運営上初となる超大規模なバルス襲来に持ちこたえることができるかにも注目が集まっている。

 【追記】気象庁は午後11時26分に大バルス警報を解除しました。また政府バルス緊急対策本部も同時刻をもって解散しました。

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