Kyoko Shimbun 2013.06.24 News

おっとっと、イルカの製造を中止 環境団体が抗議 これは嘘ニュースです

製造が中止になったイルカ型
 魚介類の形をしたスナック菓子「おっとっと」に含まれているイルカ型のスナックが、過激な動物愛護活動で知られる環境団体シー・シェパードから抗議を受け、製造を中止していたことが本紙の調べで分かった。

 クジラのキャラクター「とと丸」が描かれたパッケージで知られるスナック菓子「おっとっと」は、中のスナック一つ一つがイカやタコなど魚介類の形をしているのが大きな特徴。1981年に販売を開始して以降、現在まで親しまれているロングセラー商品だ。

 「おっとっと」に入っている魚介類は全18種類。今回製造を中止したイルカはその内の「ひみつのなかま」と呼ばれる6種類に含まれていた。

 関係者によると、今年2月、反捕鯨・反イルカ漁を唱える環境団体シー・シェパードから「イルカ食という非人道的な思想を拡散している」として、ただちにイルカ型の製造を中止し、すでに製造した分についてはシー・シェパードに送付するよう求める抗議文が届いたという。また抗議文では、要求に従わない場合、団体メンバーが店頭にある「おっとっと」を開封し、イルカのスナックだけを取り除いて保護したあと棚に戻すという「実力行使」に踏み切る可能性についても言及していた。

 抗議文について社内で対応を協議した結果、同社は3月末でイルカ型の製造を中止することを決定。その後現在までイルカ型は製造しておらず、工場に残っていたイルカ型スナック約240万個(約400万円相当)についても、すでにシー・シェパードに送付済みだという。

 本紙の取材に対し、広報担当者は「事を穏便に済ませるための判断だった」と説明。パッケージに「18種類」と記載されていることについては、4月からイルカ型の代わりに新しくダイオウグソクムシ型スナックを入れているため、問題ないと話した。

 またシー・シェパードに問い合わせたところ、今回の事実関係を認めるとともに、受け取ったイルカ型スナック240万個については「人道的に処分した」と説明した。

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