「姦」「嬲」…猥褻漢字撤廃を 超党派議連が要請 これは嘘ニュースです
議連が示した「尋」の改正案
猥褻性の高い漢字について、議連では「漢字の使用者に猥褻な妄想を抱かせるもの」と定義。これらの漢字について、「公的文書での使用禁止」「人名での使用禁止」「漢和辞典からの削除」などを関係各省や出版社にはたらきかけることを主な目的としている。6日に決議した要請文では、「嬲」「姦」など14字について公的規制を求めている。
今回議連が最も重視した文字は「尋」。中央部に含まれる「エロ」部分が教育上不適切として議論の的になった。文科省が定める学習指導要領では、「尋」を小学5年生で学ぶ漢字として設定しているが、議連では「思春期が始まる青少年が卑猥な妄想をかき立てる可能性が高い」として、早急に対応が必要であると提言している。
「尋」はすでに廃止できないほど日常的に用いる漢字として広く普及していることから、議連では将来的な廃止を視野に入れつつ、暫定的な対応策として、「尋」の「エロ」部分を削除した新字を設定する案のほか、文書で「尋」を用いる場合、該当部分にモザイクやぼかしをかけるなど、猥褻部が青少年の目に触れないよう出版業界など関係団体に配慮を求めていく。
議連の江口千尋委員長(民主党)は、「『尋』の字には、卑猥な言葉を連呼してふざける思春期的で幼稚な悪意を感じる。私自身この名前のせいで男子から『エロぐちちエロ』といじめられ、10年以上便所飯の学生生活を送らねばならなかった。この漢字を作った古代中国の男子中高生を絶対許さない」と怒りをあらわにした。