フォロワー300人以下は強制退会 SNS化を徹底 これは嘘ニュースです
日々大量生産される「うんこなう。」
同社代表のライ・フォルス(Lie False)氏は自身のブログのなかで「もともとツイッターは会員間のソーシャル・ネットワーク・システム(SNS)を構築することが目的だった。だが最近ではフォローしない/されない個人が独り言を垂れ流すばかりの利用も目に付きだしている。いま改めて立ち上げ当初の原点に帰ることにした」とのコメントを発表した。
現在、ツイッターの利用者は全世界で1億5千万人以上。この内2千万人はフォロワー数が0人で「独り言状態」だ。さらにフォロワー数1人~100人が2千万人、101人~300人が1千万人と続いている。
同社では今後予想されるトラフィックの混雑を回避するため、当面は利用者を1億人程度にとどめたいとしていることから、フォロワー数300人以下の利用者のアカウントを今月いっぱいで強制的に停止、退会させる。ただし今月31日の段階でのフォロワー数を参照に退会措置を取ることから、同社では該当者に対し、すみやかにフォロワーを増やすよう呼びかけている。また新規登録についても当面見合わせる。
さらにフォルス氏は「そもそもネットですら300人の知り合いを作れない弱小利用者のつぶやきなど、情報としての価値はまったくない。中でも最近私が特にあきれたのは『うんこなう。』だ。日本人が流行らせた、こんなくだらないつぶやきが毎日毎日世界中で2000万回、秒間300回もつぶやかれていると思うと頭が痛くなる。ユーザーの排便状況をみんなに知ってもらうためにこのサービスを作ったわけではない」と、ユーザーにも批判の矛先を向けた。
今回の発表について、今年3月「ツイッターが17文字に制限される」という虚構記事を伝えて話題になったウェブサイト「虚構新聞」の社主UK氏は「どうせ拡散されるなら、みんな釣るしかないじゃない!」と、涙ながらに語った。