Kyoko Shimbun 2016.07.29 News

エジプトで干物のミイラ大量出土 3千年以上前か これは嘘ニュースです

サルディンの干物のミイラが見つかったホカホカ遺跡
 エジプト考古省は28日、首都カイロ近郊のホカホカ遺跡でサルディン(イワシ)の干物のミイラを2万体発見したと発表した。古代エジプト新王国時代の干物とみられる。今回の大量出土は当時の習慣を知る貴重な手がかりになりそうだ。

 サルディンの干物のミイラは王族の墓の近くで、陶製の首飾りなどの副葬品とともに見つかった。副葬品の特徴から約3300年前のエジプト新王国時代のものと推定される。

 2万体にも及ぶサルディンの干物のミイラは全て頭部のみで、天日干しにした干物にさらに防腐処理が施されていた。紅海で取れたサルディンは今でも食卓にのぼる一般的な食材だが、古代に干物として食べた記録は見つかっていない。当時の王族の生活がうかがえる重要な手がかりにもなりそうだ。

 干物のミイラを発見したのは日本とエジプトの合同調査団。日本側の代表を務める吉永多喜二千葉電波大教授は、今回の発見について「生のサルディンを直接ミイラにせず、干物にした後さらにミイラとして加工するところに、連綿と今に続くエジプト人のドライな国民性がうかがえる」と説明する。

 サルディンの頭部の用途については両国で判断が分かれている。エジプト側は食生活との関連を、日本側は宗教儀礼との関連をそれぞれ主張しているが、継続的な調査が必要なため、ラストミステリーに使うにはまだ早いという点では一致しているという。

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