Kyoko Shimbun 2013.08.29 News

社長に訊く『Nintendo2DS』

 8月29日未明、突如発表された「ニンテンドー2DS」。3D機能と折りたたみを廃した印象的なデザインと、「2DS」というネーミングに、ネット上では「虚構新聞かと思った」との声が多く寄せられた。

 これ以上現実によって虚構世界が侵食されては本紙存亡の危機に陥る――。危機感を抱いた本紙編集部は、任天堂の岩田聡社長にその真意をただすべく、午前3時、京都市内の本社に乗り込み、直接取材を敢行した。

社主UK
先ほど電撃発表された「ニンテンドー2DS」について、
今回は任天堂の岩田聡社長にお話をうかがいます。
今日はよろしくお願いします。
岩田
こちらこそ、よろしくお願いします。
UK
さっそくですが、これが噂の「ニンテンドー2DS」ですか…。
なるほど、外国人が冗談で作るコラ画像みたいな本体ですね(笑)。
岩田
そうですね、わたしも最初はコラ画像かと思いました(笑)。
UK
今回こうして、お話をうかがいに来たのは、
やはりその点についてで、これが発表されたあと、
本紙サイトへのアクセスが急に増えまして。
記事の更新もしてないのに、何があったのか確認したら、
この2DSが発表されていたわけです。
それくらいありえないデザインだと。
岩田
ちょっとした悪ふざけです。
UK
しかも目玉とも言える3D機能をカットしたのはなぜなのでしょうか。
岩田
3Dだからこその映像表現もあるわけですが、
必ずしもユーザーのみなさんから受け入れられているわけではなく、
いわゆる「顔面センター」(*1)だと、視差調整が難しく、
3Dボリュームを切ってプレイされるパターンが
思った以上に多かったことが分かりました。
そういった事情と、コストダウンを兼ねるため、
2DSには3D液晶を載せませんでした。
*1 顔のパーツが真ん中に集まり気味な人の総称。
UK
なるほど、では折りたたみにしなかったのもコストダウンで…。
岩田
そういうことになります。
UK
今手元の2DSを触らせてもらっていますが、折りたたまないのであれば、
上下の液晶をつなげて1枚にした方が良いような気もするのですが。
岩田
先ほどからトゥイッター(*2)での反応を見ると、
そのようなご意見もあるようです。それは十分予想していましたが、
そうなるとタブレット端末のようになってしまい、
人気が出すぎてしまう可能性もあります。
2DSは129.99ドルでの廉価販売なので、利益は知れたものです。
ですので、2DSをある程度ダサく作っておけば、
相対的に他の3DSがかっこよく見えてきます。
*2 ツイッターのこと。
UK
関西的に言うと「一番高い3DSLLを売ってなんぼ」ですね。
岩田
そうでおま。
UK
あの、今回こうして来させていただいたのは、
こういう嘘みたいなゲーム機を出されると、
本紙としてなかなか困ってしまうということなんです。
最近は、何を書いてもそれを上回る出来事が続いたり、
虚構で書いたものを本当のことにされてしまったり(*3)
どんどん虚構のハードルが上がってしまって。
そんなタイミングで「2DS」なんていかにも「釣り」のような
ネーミングを、よりにもよって本家がやらかすなんてっ、
なんて…、うっ(号泣)。
*3 今年すでに3度、誤報の不祥事を起こしている。
岩田
かつてファミコンの後継機をスーパーファミコンにしたように、
分かりやすくするのが弊社の方針なので、ご理解ください。
UK
でっ、でも、これでもうこの先「1DS」とか「4DS」とか
書けなくなっちゃったじゃないですか!
岩田
何かごめん。
UK
いいです。その辺はもうあきらめます。
あと、2DSのインパクトで隠れがちですが、
WiiUも50ドル値下げですよね。
岩田
ホリデーシーズンに万全の態勢で臨むため、
値下げに踏み切りました。
UK
社主はWiiUも3DSも発売日に買った人なのですが、
3DS値下げの時には「アンバサダー」とか何とかで、
VCのソフトを20本無料配信しましたよね。
今回のWiiU値下げではそういうのってないんでしょうか。
できればSFCの「パネルでポン」(*4)が欲しいかなあ…、なんて。
*4 1995年、任天堂から発売のパズルゲーム。社主は緑の妖精・ティアナが大好きなことで知られている。
岩田
そうですか。ところでそろそろぶぶ漬けでもどうですか?
UK
じゃあ、鮭茶漬けでお願いします。
(この対談は本紙社主UKと任天堂・岩田聡社長の守護霊との間で行われました。)

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