Kyoko Shimbun 2013.04.22 News

グーグル、体内ストリートビューを公開 これは嘘ニュースです

胃の内部画像(Googleインターナルビュー)
 インターネット検索最大手のグーグルは21日、人体内部を360度見渡せるサービス「Googleインターナルビュー」を公開した。洞窟やトンネルの中を探索するように胃の中や血管内を自由に歩き回れるのが大きな特徴だ。

 体内閲覧サービス「Googleインターナルビュー」では、血管とリンパ管からなる循環器系、食道から直腸にいたる消化器系、気管から肺までの呼吸器系の3つのコースを巡ることができる。

 使い方は簡単で、目的地となる臓器を検索欄に入力するだけ。気になった場所には目印用のピンを落とすこともでき、ピンが刺さった瞬間うめき声が聞こえる点以外は、従来の地図と全く同じ感覚で利用できる。

 サービス展開にあたり、グーグルでは360度撮影が可能な直径0.3ミリの超小型カプセル端末を独自に開発。これにより管内を自律移動しながら130万画素の画像を随時体外に無線送信することが可能になった。開発責任者のライ・フォルス(Lie False)氏は「試作段階ではカプセルが脳の毛細血管や肺胞につまる、小腸の柔毛にからまるなどトラブルも多く、尊い犠牲も少なくなかった」と、その苦労を語った。

 現段階では未実装だが、年内にはがんやポリープなど各器官の病巣を見られる拡張機能も実装する予定。また、フォルス氏は「医療や教育だけにとどまらない利用を期待したい」と話すとともに、その一例として手術後体内に残留したガーゼやiPodを探して除去するクエスト型ゲームを挙げた。

 体内マッピングについては、一昨年亡くなったアップル社の故・スティーブ・ジョブズ氏がiPhone用アプリとして開発を指示したことがあるが、「すい臓」を検索したところ、「パチンコガンダム臓」と表示されたことに激怒し、開発を中断させた経緯がある。

新しいアプリで記事を読む

App Storeからダウンロード Google Playからダウンロード

虚構新聞友の会

本紙友の会へ入会すると、会員専用掲示板に書き込みができます。

おすすめリンク

<GOODS>霊界の扉 ストリートビュー

 ある夏の日、突如自宅の部屋から妹の真菜が消えた。机の上に残されたノートブックパソコンには、ストリートビューの画面が開けられたまま置かれていた。

社主ピックアップ

経済

人気記事ランキング

今月の一冊

「今月の一冊」バックナンバー

虚構新聞社のRSS/SNS

虚構新聞のウェブサービス

虚構新聞社の本

注目コンテンツ