Kyoko Shimbun 2012.10.04 News

「ナンタコスください」 マックで誤注文が多発中 これは嘘ニュースです

メニューボードには単品価格が記載されていない
 マクドナルドに来店した客が「ナンタコス」や「絶品チーズバーガー」など、他社ファストフード店のメニューを注文するトラブルが今月に入って相次いでいる。混乱の原因は10月1日から、レジカウンター上のメニュー表を撤廃したことだとする見方が強い。

 マクドナルドでは先月末、10月1日からレジカウンターに設置していたメニュー表を全廃すると発表。今後は店内に掲示しているメニューボードを見て注文するようアナウンスを行った。今回の発表について、同社広報では「待っている間にゆっくり注文を決めていただくことで、混雑時の待ち時間短縮につなげるのが目的」としているが、人の目を見て話すことのできないシューゲイザー層からは「指差し注文ができなくなったマクドには行かない」という不満の声も挙がっていた。

 メニュー表が撤去された10月1日、インターネット上では「ポテト単品の値段が書いていない」「コンビメニューが消滅した」「ファストフードなのに注文に10分かかるってどんだけスローだよ」などの不満の声が上がったほか、「ナンタコスがなくなった」「俺のからあげっとが…」など、本来マクドナルドにない、他のファストフード店の商品までメニューからなくなったと誤解している人も多く見受けられた。

 これらの誤解やトラブルはすべてレジ前のメニュー表を復活させれば解決するものだが、同社の故・藤田田社長は1日の会見で「レジが30秒短縮されれば、売り上げが5%伸びる」と、イタコ経由で発言しており、しばらくの間、メニュー表の復活は難しそうだ。

 これを裏付けるかのように、同社は3日夜、緊急の会見を開き、さらなる注文時間短縮のため、誤注文の多いナンタコスやからあげっとを今月中にもレギュラーメニューに加えることを発表。さらに年内をめどとして「香味チキン」「ポンデリング」「からあげクン」「まぐろ円盤丼」などの人気メニューにも手を広げることで多様な注文に対応していく方針だ。

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 「円高も円安も織り込み済み」「行列ができると背筋が寒くなる」「なぜ沖縄の店舗売上高が高いのか」「残業をしないと来年の利益につながる」。

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