Kyoko Shimbun 2012.07.13 News

「虚構新聞」アンドロイドアプリが公開 iPhoneから1年遅れ これは嘘ニュースです

会見をおこなう本紙社主UK氏
 虚構記事の配信を主な事業とする虚構新聞社(滋賀県大津市)は12日、携帯端末用基本ソフト「アンドロイド」対応のアプリケーションソフト(アプリ)「虚構新聞」の配信を開始したと発表した。同社は昨年7月、iPhone(アイフォーン)用アプリを公開しており、約1年遅れでのアンドロイド用アプリ配信となる。

 虚構の記事を配信することで知られる「虚構新聞社」は、2004年からインターネット事業を開始。全国で唯一地元紙の存在しない滋賀県において勝手に「日本唯一の虚構県民紙」を名乗り、良識ある県民から煙たがられる存在として知られる。

 今年5月には「橋下市長、小中学生にツイッターを義務化」の虚構記事を配信したことがきっかけで、8階建て本社ビルの6階部分が爆発炎上。消防車12台が駆けつける騒ぎを起こしたことでも話題になった。また今月16日からは読者と作る親睦団体「虚構新聞友の会」を発足するなど、現実世界を着々と虚構世界で侵蝕しつつある。

 今回公開されたアプリ「虚構新聞」は、本紙サイトの記事がスマートフォン(スマホ)用に読みやすくレイアウトされるだけでなく、コメント機能「読者の声」や、ツイッター、フェイスブックといったSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)との連携機能も実装。また、スマホ読者から多大な人気を誇る本紙特派員デイヴィス・マクドナガルによるレポート記事をアプリ限定で配信している。

 12日夜、大好きなパンダの赤ちゃんが亡くなったため喪服姿で登場した社主UK氏は、大津市内の本社で会見を開き、公開が予定より大幅に遅れたことについてアンドロイドユーザーに謝罪するとともに、今後はiPhoneも含めたスマホユーザー全体に楽しんで使ってほしいとの希望を語った。

 また同席したデイヴィス氏も「スマフォンのみんな、やらしく!」などと意味不明な供述を繰り返した。

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