Kyoko Shimbun 2011.12.12 News

今年のアルファベット、「Q」に決まる これは嘘ニュースです

まだ発表されてないが、どうせ今年は「絆」だろう
 2011年を表すアルファベットは「Q」――。英語スキル向上協会が募集した「今年のアルファベット」が11日、清水寺(京都市東山区)の隣にある聖バカチン教会で発表され、千々石(ちぢわ)マンショ神父が畳2枚分の大きな紙に「Q」の文字を書き上げた。

 「今年のアルファベット」は、今年で26回目。実は年末の風物詩として定着した「今年の漢字」(漢検協会主催)より歴史は古いが、知名度が低いためか、応募総数は421通と少ない。

 今年は「アラブの春」とも呼ばれた中東諸国での民主化運動と、ビンラディン容疑者やカダフィ大佐の殺害、東日本大震災、福島原発事故、タイの水害、iPodの発明者スティーブ・ジョブズ氏の死去、ギリシャに端を発した欧州経済危機など、世界規模での大きな激変が相次いだ。中には現在進行中の事件もあり、来年への火種を残すものも少なくない。

 これら2011年のさまざまな出来事を総括する「今年のアルファベット」として選ばれたのは「Q」。応募総数421通のうち、99%以上にあたる420通が今年を締めくくるにあたりこの文字を選んだ。

 なぜこれほどまで「Q」で一致したのか。今年の出来事に共通する秘密の暗号なのだろうか。千々石神父に尋ねた。

 「今年で26回目でしょ。もうあと『Q』しか残ってなかったんですよ」

 「今年のアルファベット」は今年をもってその26年の歴史に幕を閉じる。

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