「炊き上がりなう」 アンドロイド搭載炊飯器が登場 これは嘘ニュースです
発表されたスマート炊飯器「ネクサス・ジェイ」
16日、ドイツで開催された家電の見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」で発表された、「スマートジャー」と呼ばれる次世代炊飯器「ネクサス・ジェイ」は、ネット検索大手グーグルが開発するOS「アンドロイド3.1(開発コード名『Happyturn』)」を世界で初めて採用。インターネットと常時接続することで、今までの炊飯器では実現できなかったさまざまな機能を備えた。
炊飯器としての機能として最も注目されるのは「炊き分け」機能だ。演算装置を2つ備えるデュアルコアCPUを採用することにより、1つの内釜で2種類同時の炊飯を可能にした。発売段階ではおかゆと雑炊の同時炊き上げのみだが、OSをアップデートすることにより、栗ご飯と松茸ご飯の炊き分けもできるようになる予定だ。
また、炊き上がりと同時にツイッターを通じて「炊き上がりなう」とつぶやく機能や、内蔵GPSを利用することで炊飯器を外でうっかり紛失した場合でも見つけやすくなる機能、同じ炊飯器を使っている家庭を検索・スカイプ通信を通じて夕食の献立をコミュニケーションできる機能も持つ。
音楽再生、Youtubeのような動画再生、ウェブ接続などアンドロイド端末としての基本機能も全て備えており、「まだ実現を模索中」(広報部)としながらも、今後米を使ったパンの焼き上げや餅つき機能にもアップデートで積極的に対応したいとしている。
マイソン社では最も心地よい温度でユーザーを眠りに誘うスマートこたつ、猫も乾かせるスマート電子レンジなど、アンドロイドを採用したスマート家電を順次拡大する方針だ。