Kyoko Shimbun 2010.07.06 News

児童ポルノ監視員に6千人殺到 警察庁が求人 これは嘘ニュースです

監視員への応募者が殺到した警察庁
 18歳未満のわいせつ画像など(児童ポルノ)をインターネット上で不特定多数に公開しているサイトを発見、摘発する「児童ポルノ監視員」の募集を警察庁が行ったところ、1名の定員枠に対して全国から6千人以上の応募が殺到していることが分かった。募集期間は7月15日まであることから、最終的に1万人を超える応募が見込まれる。

 警察庁では、昨今の児童ポルノ禁止に対する世論の高まりを受け、摘発の強化に乗り出している。その一環として、インターネット上で違法に児童ポルノを配信しているサイトがないか巡回、摘発する「児童ポルノ監視員」を増員する方針を取りまとめた。しかし、庁内ではまだこれらの技術に精通している職員が少ないことから、インターネットに詳しい専門家を広く公募することになった。

 今回、実験的に民間から1名の採用枠を設け、1日から同庁のホームページで告知したところ、予想を上回る反響があり、今日現在で6千人を超える応募が殺到している。また庁舎内で監視員についての説明会を行うと告知したところ、説明会3日前から行列ができはじめ、開会時には1200人が並んだ。このため、同庁では急きょ説明会を3回に分けて行うなど対応に追われた。

 3日前から並んでいたという先頭の無職男性(31)は「以前から児童ポルノに興味があった。こういうものが一般の目に触れるようなことがあっては大変けしからんので、僕のような監視員までで何とかせき止められるよう役割を果たしたい」と話す。

 警察庁では、今回応募してきた全員の住所などを詳細にデータベース化し、今後児童ポルノ犯罪の捜査に役立てていく方針だ。

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