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Kyoko Shimbun 2008.08.18 News


 梶井基次郎の『檸檬』に4億円これは嘘ニュースです

 18日に行われた日本文学オークション(主催・日本文学会)で、「梶井基次郎が丸善に置いた檸檬」に過去最高の4億1千万円の値が付いた。購入者は大阪で個人博物館を開いている64歳の男性。

 東京赤坂にあるサザピーズで行われた「日本文学オークション」は、次世代の文学者育成のための資金を集めるのが目的。日本の作家や古書商が文学振興のため、日本文学会に寄贈した品をオークションにかけることになった。

 今回で3回目になるオークションだが、目玉は「梶井基次郎が丸善に置いた檸檬」。これは梶井が小説『檸檬』の中で描いたもので、京都の書店「丸善」にレモンを置いてきたエピソードは、後の多くの文学青年に影響を与え、今でもなお追随者を出し続けている。当時丸善に勤めていた店員がレモンを発見し、実家に保存していたものが昨年発見され話題になっていた。

 オークションでは開始価格1億円からスタートしたが、みるみる間に価格が上昇。最終的に4億1千万円で落札された。

 これ以外に出品されたものには、田山花袋が女の残り香をかいでいた布団が上下セットで1億3千万円、石川啄木が握ったと言われる砂が4千万円、三島由紀夫が自決の際に使った日本刀が2億8千万円など、軒並み高値をつけた。日本文学会は「これらの品物をきっかけに文学に興味を持ってくれれば」と期待している。

▽オークションで落札されたその他のもの(カッコ内は落札価格)
 森鴎外寄贈「おむつ1ダース」(120万円)
 夏目漱石寄贈「赤シャツ」(1千万円)
 太宰治寄贈「メイド服」(550万円)
 井上靖寄贈「かわら3枚」(300万円)
 安部公房寄贈「段ボール箱」(2万円)
 村上春樹寄贈「ノルウェーの林野1ヘクタール」(3千万円)

 写真=4億1千万円で落札されたレモン

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