Kyoko Shimbun 2006.08.06 News

「先の戦争、反省する必要ない」98% 世論調査 これは嘘ニュースです

 虚構新聞社が今月4、5日の両日におこなった世論調査によると、「先の戦争について日本人は反省すべきか」という質問に対し、「全く必要ない」「必要ない」と答える回答が98%にのぼることが明らかになった。「必要ない」と答える割合は、戦後の調査以来最も高く、先の戦争に対する国民の評価が固まりつつあることがうかがえる。

 虚構新聞社による「先の戦争に対する責任感」調査は、毎年8月に行なわれている。今年度の調査では「先の戦争に対して日本人として反省すべきか」など、4項目について、2000世帯に質問。うち8割以上の有効回答数を得た。

 調査の結果、「先の戦争について日本人は反省すべきか」という質問に対し、「全く必要ない」という回答が84%にのぼり、「必要ない」の14%を含めると、98%の国民が先の戦争について反省する必要がない、との認識を示したことになる。この結果は戦後の調査以来最高値。

 また、自由回答で「反省する必要がない理由」について調査したところ、「日本の問題だから」という回答が8割以上を占め、先の戦争を国内問題としてとらえる傾向が顕著に見られた。

▽世論調査でおこなった質問・回答は以下の通り。

 質問1.先の戦争を知っているか。
   はい   81.3%
   いいえ  18.7%

 質問2.先の戦争について日本人として反省する必要があるか。
   全く必要ない  84.0%
   必要ない    14.2%
   必要ある     0.2%
   その他・無回答 1.6%

 質問3.反省する必要がない理由について。
   国内問題だから 82.2%
   すでに清算済みだから 10.7%
   その他       7.1%

 質問4.反省する必要がある理由について。
   国政を混乱させたから 92.5%
   その他     7.5%

〈調査方法〉 京都市の2000世帯を無作為抽出、電話による質問を行い、1673人から回答を得た。有効回答率は83.7%。

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