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Kyoko Shimbun book review


 【書評】『即席めんのできるまで』 大日本即席めん研究会[著]これは嘘ニュースです

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 実用的稀覯本

 タイトルからして大体の予想はしていた。チキンラーメン発明の父・安藤百福の評伝からカップヌードル製造秘話、フリーズドライ製法・・・どうせそのあたりだろう、と。

 しかし、内容は私の予想とは全く違った。

 「第1章:お湯を沸かす」「第2章:具材をカップの中に入れる」「第3章:沸騰したお湯を内側の線まで注ぐ」・・・。

 これじゃあ「即席めんのできるまで」ではなくて「即席めんの作り方」である。こんな説明文、わざわざ本(しかもハードカバー)で解説しなくとも、即席めんのふたに書いてある。しかもご丁寧に、一つ一つの手順に写真まで添えてあるのにはもはや脱力。さらに、「焼きそばの作り方に関しては姉妹編『カップ焼きそばのできるまで』を参照ください」と書いてある。絶対買わない・・・と言いたいところだが、奇書好きとしては微妙に好奇心をそそられる文面であることは素直に認める。

 このような「永久保存版:即席めん説明書」だったら、わざわざここで評することもないのだが、この本、実は「使える」のである。しかも目からうろこが落ちる利用法である。

 その利用法は「あとがき」から抜粋して説明したい。

 「なお、本書にはもうひとつの利用法が存在する。私は今回の出版に当たり、出版社に「この本はぜひとも撥水加工でお願いしたい」と掛け合った。そしてその願いは快諾された。なぜ、撥水加工にしたか。それは読者諸氏に、本書をカップめんのふたとして使っていただきたいからである。」

 そう、この本、実はカップめんのふたとして使えるのである。実際、筆者は本書をさまざまなカップめんのふたとして使って試してみたが、その重さといい、見た目のバランスといい申し分ない出来ばえである。カップめん好きなら購入して損はない。

 しかし本書最大の欠点はその価格である。24万8000円。もともとの小部数印刷に加え、おそらく撥水加工が祟ったのだ。この本にこんな金額を出せる人はおそらくカップめんなどそれほど食べないであろうし、カップめんが大好きな人は、この本を買う金で山ほどカップめんを買うであろう。

 風の便りによると、この本のために出版社は倒産したそうだ。姉妹編『カップ焼きそばのできるまで』も、結局出版されなかったと聞く。『即席めんのできるまで』の在庫(と言うより返本)の多くも担保として差し押さえられ、その後雨傘の材料として再利用されたそうである。

 果たして、本書は幻の奇書となった。

 ●評者・UK(書評家見習い)


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