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Kyoko Shimbun book review


 【書評】『痛快!ノストラダムスの大予言』 七島学[著]これは嘘ニュースです

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 1周回っておもしろい

 もうツッコミどころが多すぎて、どこからつっこんで良いのか分からないタイトルである。タイトル的にも内容的にも、5年前なら裁判沙汰になったであろうが、2004年現在では人畜無害とすら言える。

 恐怖の大王一人として現れることなく過ぎ去った20世紀末だったが、なぜ今頃になってこんな本を出したのか。「まえがき」によると、「『1999年7の月』とは、すなわち『2005年7月』と読み取るのが正しい」のだそうだ。
 何の根拠も示さず、こんな風に言い切るすがすがしさは少し見習いたいところではある。ともかく、アンゴルモアの大王はまさにこれからやってくるという主張である。

 すでに内容解釈に関しては出尽くした感のある「ノストラダムス」だが、私の見る限り、本書もまたその系譜上に位置するもので、そこには何ら新しさはない。陳腐な予言解釈である。

 しかし、本書最大の特徴は「第3章」以降にある。

 なんと「第3章:ノストラダムス健康法」である。ここには毎日ノストラダムスの予言を発声することで腹筋が鍛えられ、2週間で8キロのダイエットに成功した女性の体験談が収録されている。これを読んだ近所の主婦が、「1999年7の月、空より来るだろう、恐怖の大王が、アンゴルモアの大王を甦らせる、前後に火星が幸福に統治する。」などという声を隣家から発してきた日には、真っ先に投石でもしてやりたいところだが、ノストラダムスの予言書にこんな活用法があったという、その着眼点だけは評価したい。

 そして、本書を締めくくる第4章は「ノストラダムスあいうえお作文」である。きっとページ数が大量に余ってしまったゆえの苦肉の策だろう。ちなみに、この中で一番よかったのは、

 ノビのび太
 スーツを着こんで
 トウ飛行
 ラッパをふきつつ
 ダイビング
 ム
 ス

 「ム」と「ス」はネタが思いつかなかったらしく、何も書いていない。責任放棄もはなはだしいが、ある意味この本にはお似合いだろう。

 前半のノストラダムスの予言解釈は果てしなくつまらないが、後半部、おそらくページ数稼ぎのための企画類(「ノストラダムス・ペーパークラフト」なんてのも付いている)は、一周回っておもしろい。買ってまで読む価値はないが、本屋での立ち読み程度にはお薦めする。

 なお、本書カバーを出版元に送ると、この本がもう1冊もらえるそうである。私の判断に間違いなければ、この本1冊買うだけで、あとは無限増殖していきそうな気がするのだが、これは気のせいだろうか。

 ●評者・UK(書評家見習い)


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