Kyoko Shimbun 2020.05.22 News

新型コロナ「既存カプセル効果なし」 マリオ医師「降参」論文に世界が注目 これは嘘ニュースです

新型コロナに降参したマリオ・マリオ教授
 著名なイタリア人医師として知られる伊ラビオリ大学のマリオ・マリオ教授が4月に発表した、新型コロナウイルスに関する研究論文が今、研究者の間で注目を集めている。「既存のワクチンカプセルには死滅効果がなかった」と降参を認める内容だったが、特効薬開発の大きな手がかりになる可能性を秘めているためだ。

 論文は伊医学雑誌「イミタツィオーネ」4月号に掲載された。マリオ教授は、ウイルスの体色と同色のワクチンカプセルを投与してウイルスを死滅させる「対消滅治療法」の発明者として知られる。

 実験では、新型コロナウイルスを最高レベルまで繁殖させた集気びんに赤・青・黄の3色で構成される既存のワクチンカプセル6種を投入。ウイルスの体色が3色のどれかなら同色のワクチンと対消滅するが、死滅は確認できなかった。また、黒・白・灰のカプセルでも同様の実験を行ったが、やはり変化は見られなかった。

 マリオ教授は論文を「投入したカプセルがびんから外にあふれ出してしまった。もはやお手上げだ」と締めくくっている。

 事実上の「ゲームオーバー」を認めたこの研究論文が今改めて注目を集めているのは、新型コロナウイルスの体色が「緑色」である可能性を示唆しているためだ。世界各国の製薬会社は、現在ワクチンの開発に懸命に取り組んでいるが、新型コロナウイルスが緑色であることが完全に確定しなくとも、開発の方向性に一定の道筋をつけることにつながる。

 ウイルスとワクチンの関係に詳しい京都大学電子遊戯学部の坂本義太夫教授(パズルゲーム論)は「新型コロナウイルスがこれまでのどのウイルスとも異なる緑色だという仮説は、アビガンなど既存の治療薬の有効性が証明できなかった事実とも符合する。新たに緑が加われば、カプセルの色の組み合わせが10通りに増えることになるので、ニンテンドースイッチ版の発表を待ちたい」と新作への期待を寄せた。

新しいアプリで記事を読む

App Storeからダウンロード Google Playからダウンロード

虚構新聞友の会

本紙友の会へ入会すると、会員専用掲示板に書き込みができます。

おすすめリンク

<GOODS>ファミコンミニ ドクターマリオ

 ウィルスを駆除するために医師と化したドクターマリオがカプセルを使ってそれを行っていく、ステージクリアー型のアクションパズルゲーム。1990年にファミコンとゲームボーイにて発売された作品で(本作は当然ながらファミコン版が元)、『メイドインワリオ』に改良版が収録されるなど任天堂を代表するパズルゲームのひとつ。
 ルールは至ってシンプルで、ビン型のフィールドに配置された3種類のウィルスを、画面上部から落ちてくる6種類のカプセルを使って退治していくというもの。同じ色のウィルスとカプセルを縦、もしくは横に4つ配列すればそれが消滅する仕組みで、ウィルスを全部退治すればステージクリアーとなる。

社主ピックアップ

科学

人気記事ランキング

今月の一冊

「今月の一冊」バックナンバー

虚構新聞社のRSS/SNS

虚構新聞のウェブサービス

虚構新聞社の本

注目コンテンツ