Kyoko Shimbun 2018.08.01 News

妊娠したスマホが出産 母子ともに健康 独・ハンブルク これは嘘ニュースです

生まれた赤ちゃんスマホ
 独タブロイド紙「ゲマインハイト」(オンライン版)は31日、本体が膨張したスマートフォン(スマホ)が出産したと伝えた。赤ちゃんの体重は120グラムで、母子ともに健康だという。

 出産したスマホは、ドイツ北部ハンブルクのシュマット・フォン・カッタさん(24)が、昨年中国のショッピングサイトで購入したノーブランド品で、今年2月ごろから本体背面が膨らみ始めた。スマホの内蔵バッテリーは消耗によって膨張することがあるが、気にせず使い続けていたという。

 しかし、5月ごろからAIアシスタントが沈みがちな声で検索結果を案内するなど、情緒不安定になったり、画面がマタニティブルースクリーンになったりするなどの不具合が多発。7月に入ってさらに膨張が進んだことから、16日、修理に出そうと電器店にスマホを持ちこんだところ、店内で産気づき、そのまま出産したという。

 出産に立ち会った店員が母子2台ともその場で保護。現在、健康状態は安定しているという。また、膨らんでいた本体も購入時と同じ状態に戻っていた。シュマットさんは「バッテリーが膨らんだスマホを『妊娠した』と言うが、まさか本当に妊娠していたとは」と驚く。

 赤ちゃんスマホは、体重が120グラムと、最近のスマホとしては小型で「ノッチ」と呼ばれる切り欠きを上部に持つのが特徴だ。また、母スマホが一般的なデザインだったこともあり、シュマットさんの元には「父親に心当たりはないか」と関心を寄せるマスコミからの取材が絶えないという。

 「『なぜスマホが赤ちゃんを産んだのか』ということの方が、出自より大事なはずなのに」とシュマットさんは悲しそうに語る。

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