Kyoko Shimbun 2013.09.24 News

「もはや紙くず」 クッキー相場、歴史的暴落 これは嘘ニュースです

クッキーババア
 3連休が開けた24日の東京クッキー市場は、取引開始直後からチョコレートクッキーをはじめ、全てのクッキー銘柄において売りが先行。先週末の時点では1枚13円前後で取引されていたが、現在すでに1万枚で1円以下にまで下がる過去類を見ない歴史的大暴落の展開を見せている。クッキー価格の暴落は、その他の商品取引にも影響を及ぼし始めており、今後の成り行きが注視される。

 24日午前から始まった東京クッキー市場では取引開始直後から大量の売りが殺到。連休前と比べて99.99%を超える異常な下落幅を見せたため、急きょ取引を停止したが、30分後の取引再開後も流れは止まらず、現在チョコレートクッキー1枚=0.96毛前後(「毛」は円の1万分の1を示す単位)で取引されている。

 日本におけるクッキー市場は長年カントリーマアム銘柄を筆頭に、比較的穏やかな取引が行われていただけに、歴史的に見ても異常と言えるこの日の大暴落は他の商品取引市場にも大きな影響を及ぼしそうだ。クッキー銘柄と高い関連性を持つチョコレート市場では、すでに連休前と比べて30%近く値を下げており、市場関係者の間からは「(クッキーは)もはや紙くずに等しい」として、クッキー取引に端を発した世界恐慌の再来を懸念する声も出始めた。

 クッキー価格急落の原因について、市場に詳しい京都大学経済学部の坂本義太夫教授(菓子論)は「海外市場では8月末からクッキー相場の下落が確認されていたが、先週からは日本市場においてもその影響が波及し始めていた。現在進行中の大暴落にはさまざまな複合要因が考えられるが、中でも特にクッキー生産ソフト『クッキークリッカー』が日本に上陸・流行した時期と重なっていることに注目すべきだろう。個人的には単調作業が続くだけのつまらないゲームだと思うが」と話す。

 「クッキークリッカー」はパソコンのマウスをクリックすることでクッキーを量産していく海外発のゲームで、日本でも先週16日ごろからその人気に火がついた。一見どこにでもある単純なゲームに見えるが、プレイヤーの行動は米国内約4300カ所で稼働する本物のクッキー工場に反映されており、ゲーム形式でクッキー生産を行わせることで、工場労働者の人件費を抑えているという。なお、21日には日本語版も登場。東京市場でクッキー価格が急落したのも、この日本語版のリリースが流れに拍車をかけた可能性が高い。

 またゲームには、プレイヤーをクッキー量産に駆り立てる「グランマ」が登場。その見た目のインパクトも手伝い、日本では「クッキーババア」の異名で広く知られるようになった。今後さらにクッキー価格が下落した場合、クッキーババアの責任論に発展する事態も予想される。

 今後の市場動向について、坂本教授は「いまクッキーを焼くのに忙しいから」として、それ以上のコメントを差し控えた。

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