Kyoko Shimbun 2013.09.05 News

鳥頭人間コンテストが開催 滋賀・余呉湖 これは嘘ニュースです

衆院選で掲げたTPP反対のポスター
 自らがかつて発言した内容を、まるでなかったかのように忘れてしまう、通称「鳥頭」の能力を競う「第1回鳥頭人間コンテスト」が4日、滋賀県北部・余呉湖で開催された。初めての試みとなる今大会には、それぞれ自慢の鳥頭を持つ20人が参加した。

 トップバッターに立ったのは、ガソリン税の暫定税率廃止を訴えて結成した「ガソリン値下げ隊」所属の太田和美元衆議院議員。09年、民主党政権がガソリン税の暫定税率を廃止しなかったことについて問われた際、それをはぐらかすような発言をしたことから、鳥頭3級の認定を受けた。なお太田元議員は12年の衆院選、13年の参院選の両方に出馬したが、いずれも落選している。

 余呉湖岸に設置された高さ30メートルの飛び込み台は、鳥頭に合わせてちょうど3歩目で飛び出せるよう足場が狭くなっているが、太田選手はそれをものともせず、往年の名台詞「そうでしたっけ? フフフ」と叫ぶと、直下の湖面目がけてダイブ。落選の影響を物ともせず、深さ4メートル22センチを記録した。

 次に登場したのは、「日本を取り戻す」をスローガンに掲げて第96代内閣総理大臣に就任した安倍晋三首相。昨年の衆院選では「TPP断固反対」を訴えたにも関わらず、その後、交渉のテーブルに着くことを決定。1年たたずしての見事な転身振りで深さ9メートル09センチを記録した。

 その後、グーグル原口選手をはじめとする数々の政治家や東電社員がダイブに挑戦したものの、いずれも安倍選手の記録を越えることなく、ついに最後の挑戦者が登場した。

 最後に現れたのは、「最低でも県外」など、日本政治史上類を見ないほどの鳥頭名言を数々残した鳩山由紀夫元首相。会場に到着した段階で、すでに何をしに来たのか忘れてしまっていたらしく、鳥頭8段ならではの貫録を見せつけた。

 飛び込み台に立った鳩山選手は、観衆からの声援に手を振ってこたえると、名言中の名言「トラスト・ミー」を唱えながら水面に垂直落下。まるで制御不能に陥ったオスプレイを思わせるかのような落下の軌跡に、会場からは惜しみない拍手が寄せられた。

 かつてない勢いでダイブした鳩山選手だが、その後20分しても浮かび上がってこなかったため、委員会では記録を「測定不能」と発表。会場となった余呉湖は最深部でも13メートルしかなく、湖底よりさらに深いところまで沈んでいったものと思われる。一時は鳩山選手捜索のためダイバーが潜ったものの、まもなく何の捜索をしていたのか誰も思い出すことができなかったため、捜索活動は打ち切られた。

 なお大会は委員会による協議の結果、次点の安倍選手を優勝とすることにしたが、その10分後今度は「該当者なし」と改めた。

 一旦は手にした優勝が撤回されたことについて、安倍選手に尋ねたところ「よく覚えていない」と話していることから、優勝も取り戻さないものと思われる。

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