Kyoko Shimbun 2013.06.20 News

流し焼きそば流しに舌鼓 東京・葛飾 これは嘘ニュースです

ノーベル工学賞を受賞した「ターボ湯切り」
 カップ焼きそばを湯切りする際、誤って流し台にこぼしてしまった「流し焼きそば」を、出口の排水溝から受け取って食べる「流し焼きそば流し」が19日、葛飾区の下水道事務局で開催された。参加者は下水管から次々と飛び出してくる「残念な焼きそば」を箸でつかみあげ、梅雨の風物詩に舌鼓を打った。

 今年で31回目となる「流し焼きそば流し」は、日本における飽食を考えることを目的に、毎年雨量が多い6月中旬に開催されてきた。管内約21万世帯、45万人が居住する葛飾区でも、湯切りに失敗した麺が日々大量に下水管を流れており、その総量はターボ湯切りが発明されてからも、年換算で3万食以上にのぼるという。

 この日事務局に集まったのは約300人。参加者は下水道の出口に列をなし、流れてくる麺を今か今かと待ち構えていた。降水量が少ない今年は開催が危ぶまれたが、流れてくる麺の量は時間帯によって変動するものの、天気の影響はほとんどないとして、例年通り開催に踏み切った。

 各家庭から流れてくる、ふやけた失敗麺が事務局地下の下水管から勢いよく飛び出してくると、待ちわびていた参加者からは大きな歓声が上がった。つかんだ麺は配られたソースにひたして味付け。参加者はそれぞれ満足そうに失敗麺をほおばった。

 今年で8度目の参加になるという男性(41)は、「私くらいの常連になると、もはや流し焼きそばだけでは物足りなくなるので、下水管から飛び出してくる何かよく分からない物体も闇鍋感覚で味わっている。2年前までは同好の士も数人いたが、残念なことに私以外はみんなこの世を去ってしまった」と語るとともに、「食べるほうも命がけ。よく分からないものは下水に流さないでほしい」と呼びかけた。

 肝心の味については「ソースの代わりに醤油とんこつのスープにつけると、どこかのラーメン店とよく似ている気がする」という。

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