Kyoko Shimbun 2013.01.28 News

誤って頭皮iPS細胞を移植 病院側が謝罪 これは嘘ニュースです

コーンヘッド
 体のさまざまな部分に分化するiPS細胞(人工多能性幹細胞)から、髪の成長にかかわる「毛包」を作成・移植して脱毛の治療にあたった小倉クリニック(東京都中野区)が27日、毛包移植手術において医療過誤があったとして謝罪会見をおこなった。病院側によると、iPS細胞を誤って頭皮細胞に分化させたことが原因であるとしている。

 会見に出席した小倉タロー院長(68)によると、被害に遭ったのは28歳の男性。男性は脱毛の治療としてiPS細胞を用いた頭髪再生手術を希望したため、男性の体細胞からiPS細胞を作成・培養していた。

 手術がおこなわれたのは昨年4月20日。手術記録では、シート状になった毛包細胞群を男性の頭皮部分に移植したとされる。

 男性が異常に気づいたのは手術から半年が経過した10月ごろ。男性が「いつまで経っても髪が生えてこない」と来院したときには、すでに頭皮が高さ30センチほどにまで成長していた。男性の友人は「まるでコーンヘッドのようだった」と話している。

 病院が改めて調べたところ、男性に移植されたのは毛包細胞ではなく、頭皮細胞であることが発覚。細胞を培養する段階で、本来毛包に分化させるべきところを誤って頭皮細胞に分化させてしまったことが原因だと分かった。小倉院長は「新弟子検査のときに役に立つから」として、そのまま男性を自宅に帰したという。

 「拒絶反応のない夢の細胞」とされるiPS細胞だが、意図した臓器に分化させる技術がまだ十分に確立しておらず、手探りで目当ての臓器を作っているのが現状だ。ある医療関係者は取材に対し、「実際に出来上がってみるまでどんな臓器ができるかが全く分からないので、細胞に与える薬品類はえんぴつサイコロを振って決めている」と話す。

 厚生労働省によると、iPS細胞を用いた移植手術での医療過誤は昨年だけで3600例を超えている。中でも今回のように薄毛の治療に使われる事例が最多を占めており、報告書には「頭のつむじから親指が生えてきた」「毛は生えてきたが、わき毛のようなちりちりした毛ばかり。どこの毛を移植したのか、医者に尋ねても『聞けばショックを受けるから』と言って教えてくれない」などのトラブルが散見される。

 これらの報告を受け、厚労省ではソフトバンク会長の孫正義氏(55)を起用し、「髪の毛が後退しているのではない。あなたが前進しているのである」をスローガンとした「ますます励ますキャンペーン」を今夏にも始める予定だ。

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