Kyoko Shimbun 2012.12.04 News

首相、参議院の緊急集会を招集 衆議院の廃止を提案 これは嘘ニュースです

ニコニコ動画に登場した10本のハズレくじの面々
 野田佳彦首相は3日、衆議院を解体・廃院にするため、憲法第54条に基づく参議院の緊急集会(【用語解説】参照)を招集すると発表した。衆議院解散中、必要に応じて招集される参議院の緊急集会の開催は1953年(昭和28年)以来、59年ぶり。現行憲法下では3度目になる。

 野田首相は3日午前の会見で、平山健太参議院議長に4日中に緊急集会を開くよう請求したことを明らかにした。議案は「衆議院廃院に関する関連4法案」で、可決次第速やかに衆議院を解体し、参議院のみの一院制に移行したいとしている。また、衆議院の廃院に伴い、16日に投開票を予定していた第46回衆議院議員選挙も中止される公算が高まった。

 今回、野田内閣が衆議院の廃院法案を提出した理由には、「第三極」とされる日本維新の会などが公約として「参議院の廃止」をうたっている背景がある。ある中堅与党議員は「次の総選挙で維新が躍進すれば、橋下に肩叩きされる」と危機感を見せる。

 「衆参両院で第一党が異なる昨今の「ねじれ国会」が国政の停滞を招いている」という参議院不要論に対し、自己保身を第一とする与野党の参院議員と、次期衆院選で歴史的惨敗という醜態を晒したくないとする政府・民主党の利害が一致。野田首相は「殺(や)られる前に殺(や)る」として、今日にも緊急集会を招集し、先手を打って衆議院を亡きものにする。

 参議院の緊急集会で可決した議案は、特別国会開会後10日以内に衆議院で追認可決することが憲法で定められているが、法解釈を担う内閣法制局は「緊急集会での法案可決後は法律上衆議院が存在しないことになるため、憲法54条の追認規定は適用されない」との見解を示している。

 突然とも言える今回の緊急集会招集について、議会制度に詳しい京都大学地理学部の坂本義太夫教授(黒海擬似論)は「野田氏の決断はオセロや将棋で負けそうになった子どもが、半泣きになって盤をひっくり返し、勝負そのものをなかったことにするのに似ている」と、あきれて見せた。また一部取り沙汰されている「坂本首相待望論」については「何が悲しくて政治家なぞにならねばいけないのか。死体洗いのアルバイトのほうがまだましだ」として、自らの出馬の可能性を完全否定した。

【用語解説】:参議院の緊急集会
 衆議院が解散中、緊急の必要があるときに参議院で開かれる代替集会。日本国憲法第54条では、原則的に国会に属する全ての権能を行使できると規定している。一般にはマイナー用語だが、高校受験では割とメジャー用語。

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