Kyoko Shimbun 2012.08.06 News

名探偵コナン、「黒幕は作者」説がツイッターで話題に これは嘘ニュースです

名探偵コナン
 「少年サンデー」連載の人気漫画「名探偵コナン」に登場する謎の犯罪組織「黒ずくめ」の正体に迫る新シリーズが5月から始まっている。組織の黒幕「あの方」の正体をめぐる議論がネット上で活発化する中、「あの方」の正体は「コナン」の産みの親である青山剛昌さん(47)本人ではないかという説がツイッターで急浮上している。

 短文投稿サイト「ツイッター」での最近の人気ワードは「北島康介」「なでしこ」「小倉優子」など、現在開催中の五輪に関するものが大多数を占めている。そんな中、この数日「コナン」「黒幕」「青山」と言った「名探偵コナン」にまつわる言葉が長期間にわたってランクイン。その原因は94年の連載開始以来、最大の謎とされてきた犯罪集団「黒ずくめ」の正体に関する、ある考察が話題を呼んでいるからだ。

 ある人物がツイッター上で発言した「『あの方』についての一考察」というツイート(つぶやき)では、作者の青山さん本人が産経新聞紙上で発言した「ボスの名前は既に原作のどこかに出ている」「黒の組織の正式名称を言うとボスの名前がバレる」をヒントに持論を展開。現在最有力である「阿笠博士黒幕説」など、ネット上で疑われているさまざまな真犯人を全て否定したあと、「『あの方』とは、他でもない作者の青山剛昌本人である」との結論に達している。

 この結論が現在ツイッター上で賛否両論交えて広く拡散されており、その言及数は15万件を超えた。コメントには「確かにそうかも」「そもそも全てのストーリー展開は作者の匙加減。黒幕が誰かを決めるのも、結局作者の気まぐれでどうにでもなる」など考察に同意する意見がある一方、「メタは反則だろう」「ほとんどの説がネットで論破されたための苦肉の策」など、不満の声も挙がっている。

 探偵小説に詳しい京都大学文学部の坂本義太夫教授(モリアーティ論)は「確かに作者の青山氏がいなければ、そもそも物語自体が生まれなかったのだから、『作品の黒幕』という表現は間違いではない。ただし『作品世界に突然作者が現れる』という、筒井康隆らが得意とするメタ小説的手法は、探偵小説におけるタブー『ノックスの十戒』で禁止された事項。読者から逃げ道を封じられ、追いつめられた青山氏が作品内世界に降臨し、伏線を回収しないまま、いきなり地球を爆発させて終わるようなヤケクソ展開も十分考えられる」と述べた。

新しいアプリで記事を読む

App Storeからダウンロード Google Playからダウンロード

虚構新聞友の会

本紙友の会へ入会すると、会員専用掲示板に書き込みができます。

おすすめリンク

<BOOK>朝のガスパール

 コンピューター・ゲーム『まぼろしの遊撃隊』に熱中する金剛商事常務貴野原の美貌の妻聡子は株の投資に失敗し、夫の全財産を抵当に、巨額の負債を作っていた。窮地の聡子を救うため、なんと“まぼろしの遊撃隊”がやってきた。

社主ピックアップ

文化

人気記事ランキング

今月の一冊

「今月の一冊」バックナンバー

虚構新聞社のRSS/SNS

虚構新聞のウェブサービス

虚構新聞社の本

注目コンテンツ