Kyoko Shimbun 2012.07.25 News

ご当地ナンバー「皇子山」に解約殺到 滋賀 これは嘘ニュースです

「ゲジゲジナンバー」こと滋賀ナンバー
 「富士山」「成田」など、車のナンバープレートに新しい地域名を表示した「ご当地ナンバー」の1つである滋賀県の「皇子山」ナンバーに、県内ドライバーから解約の申し出が殺到していることがわかった。

 滋賀県のナンバープレートには通例「滋賀」と表記されるが、「滋」の見た目のゲジゲジした特徴のため、隣接する京都市民からは「ゲジゲジナンバー(ゲジナン)」として差別的に見下されることが今でも多い。対抗策として県内ではこれを「イナズマナンバー」と呼びかえることで自己のプライドを保ってきたが、この名称が普及しているとは言えない状況で、長らく市民から「別の地名表記にしたい」との要望が高かった。

 このような声に対して、昨年4月、国土交通省運輸局では、滋賀県大津市での車両登録に限り、市内にある「皇子山」の地名を用いたナンバー登録を認可。開始から1年あまりで市の人口の4分の1以上にあたる8万件もの変更申請が許可された。

 だが、今月発覚した大津市でのいじめ事件以降、事件の舞台となった「皇子山」のナンバーから再び「滋賀」ナンバーに戻したいという依頼が運輸局に殺到。今回の事件で皇子山へのイメージが極端に悪化したことや、それに伴って皇子山ナンバーの車を標的にしたとみられるいたずらが相次いでいることも、ドライバーの「皇子山離れ」に拍車をかけているとみられる。

 ご当地ナンバーに詳しい京都大学車輌運輸学部の坂本義太夫教授は「『ゲジナン』という蔑称にもあるように、京都市民は古くから滋賀県民を田舎者として見下してきた歴史がある。そのようななか苦肉の策として生み出した『皇子山』ナンバーだっただけに、今回よりにもよって、その皇子山が批判の標的にされたのは不運としか言いようがない。ただ、滋賀には「浮気(ふけ)」というふざけた地名もあるので、こちらを新しいご当地ナンバーとして登録すれば、さしあたりどこかの大阪市長くらいはナンバー登録してくれるのではなかろうか」と述べた。

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