Kyoko Shimbun 2012.06.15 News

価格破壊もここまで… 「0円」パチンコ、福島にオープン これは嘘ニュースです

山積みになった鉄の玉
 「1玉4円」で貸し出される従来のパチンコより長く遊べることをうたった「1円パチンコ」が登場するなど、低価格化の進むパチンコ業界で、ついに貸玉料0円のパチンコ店が福島県いわき市に登場した。「0円パチンコ」が今後全国に普及するかどうかを見極める試金石として業界から注目を集めている。

 0円パチンコ店を開業したのは、全国300店舗を展開する「正恩商事」(本社・平壌市)。同社では06年ごろから、従来の相場より玉の貸出しレートを下げた「2円パチンコ」「1円パチンコ」を積極的に展開することで、業界内での存在感を高めてきた。また、この流れに追随するかたちで、他社も低価格パチンコを展開。この数年、生き残り競争の激しい業界内で「価格破壊」が進んでいる。

 低価格競争に火をつけた同社だが、今月1日、ついに貸し玉無料の0円パチンコ店を日本で初めて福島県いわき市内にオープン。開店日には暇を持て余した地域住民が長蛇の列を作った。

 0円パチンコの大きな特徴は、一般店舗には必ずある景品交換所がないことだ。店舗側はパチンコそのものではなく、店内で販売しているタバコや飲食物で利益を得る仕組みを取っている。そのため、大当たりしたパチンコ玉そのものに金銭的な価値はなく、手に入れた玉は店舗内に設置された回収ボックスに返すか、そのまま鉄の玉として自宅に持ち帰るしかない。また「震災の見舞金をパチンコ代に費やすこともない」として、健全な娯楽のサンプルモデルとして業界からの注目を集めていた。

 開店から2週間たった今月14日、記者が同店を訪れたところ、意外にも店内は閑散としていた。その一方で近隣のパチンコ店は盛況。市内に住むある男性(57)は、その理由について「0円じゃいくらフィーバーしても儲かんねえからつまんねえ」と話す。

 昨今、「CRヱヴァンゲリヲン」や「CRフランダースの犬」など、人気アニメとコラボしたカジュアルなパチンコ台に人気が集まっているように見受けられたが、実のところ、パチンコの魅力は台そのものではなく、儲かるかどうかでしかないことが改めて露見した格好だ。

 先ほどの男性も「ただの金を賭けるより、善意の義捐金や賠償金を賭けたほうが背徳的でワイルドだろ?」と話すと、正恩商事の子会社が運営しているとされる1玉200円の違法パチンコ店に足を運んでいった。

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