Kyoko Shimbun 2012.05.30 News

トレンドは「ソーシャル節電」 家電展示会、1日から これは嘘ニュースです

ソーシャル節電機能を内蔵した新型テレビ
 来月1日から千葉・幕張メッセで開催される日本最大の家電展示会「東京エレクトロニクスショー(TES)」の一般公開に先がけ、29日、マスコミ関係者向けのプレス公開が始まった。今夏は原発停止によって電力不足に陥る可能性があるとして、各社とも「節電」を押し出した家電が目立っている。

 TESに出展しているのは国内主要メーカー12社のほか、韓国、台湾など海外メーカー8社の計20社。冷蔵庫など白物家電からパソコンやタブレット端末といったIT家電まで幅広く扱っているのが特徴だ。

 今年のトレンドは「節電」。各社とも節電機能を盛り込んだ商品が目を引く。内蔵センサーで無駄な電力使用を監視する省エネ機能を搭載した冷蔵庫やエアコンはほぼ全社が出展。従来の製品より10%~30%程度、消費電力を抑えられるという。

 またエアコンより電力消費が激しいとされる液晶テレビについては、この数年無理やり流行らせようとしてつまづいた3D機能は姿を消し、インターネットと接続する「ソーシャル節電機能」を活用した製品が数多く展示されていた。

 「ソーシャル節電」とは、テレビの視聴者がリモコンを通して放送中の番組にリアルタイムでつける「おもしろい/つまらない」といった評価をインターネットを介して他の視聴者と共有することができる機能。その後「つまらない」の評価が一定割合以上集まると、自動で番組をシャットダウンし、他局の番組にチャンネルを切り替えるか、テレビの電源を切るか、「時間の無駄」「畳の目を数えていた方がまし」といった番組への不満をツイッターに放流するかを選べる。

 実験ではこの機能により、「たなくじ」や「MOCO’sキッチン」など、ごく一部の番組を除く約95%の番組が途中でシャットダウン。旧機種と比較して8割以上の電力削減に成功し、劇的な節電効果を見せつけた。担当者によると、低視聴率にあえぐ大河ドラマ「平清盛」(NHK)の場合は放送開始5分、歴史的低視聴率で早々に打ち切りが決まったドラマ「家族のうた」(フジ系)では、主演のオダギリジョーさんの小指の爪が見える放送開始3秒でそれぞれシャットダウンしてみせるなど、番組の選別眼にも自信を見せている。

 また、先の決算発表会でテレビ事業の立て直しを第一に掲げたソニーだが、意外にも今期はソーシャル節電機能を見送った。その理由について、同社の開発担当者は「弊社製品は他社に先がけ、一定期間が経つとユーザーの意志とは関係なく電源が入らなくなる究極の節電タイマーをすでに内蔵しているため」と説明している。

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