Kyoko Shimbun 2012.05.16 News

げっぷの出ない新コーラを開発 7月にも発売 これは嘘ニュースです

ヨンガリヤが発売する「げっぷの出ないコーラ」
 飲料業界中堅のヨンガリヤ(大阪市)は、世界初となる「げっぷの出ないコーラ」を近畿地区限定で7月に発売する。同社では高級レストランなど、げっぷを控えさせたい飲食業界からの需要を見込んでいる。価格は500ミリリットル入りで150円(税込み)。

 コーラをはじめとする炭酸飲料は、飲み終えると胃液と化学反応を起こし、炭酸ガスを発生させる。この時発生する過剰な炭酸ガスが、食道を通って口から吐き出されるのがげっぷの正体だ。今回ヨンガリヤでは、3年の年月をかけ、胃液と反応しない特殊なガスを開発。原料に溶かし込むことで、味は従来のまま、げっぷの発生を抑えることに成功した。

 新開発のガスは目に見えないほど微細な気体のまま胃壁内の毛細血管から吸収された後、血液成分である赤血球と結びつき、色鮮やかに赤く発色する。ガスの溶け込んだ血液は臀部(でんぶ)に達すると、皮膚を刺激し始め、まもなく臀部を紙やすりで削り取りたくなるほどのかゆみに襲われるという。

 理論上、かゆみは血液循環でガスが抜け切る1週間後には収まるが、開発段階で最後まで耐え切ることのできた被験者は一人もいなかった。その意味で今回の発売は完全な見切り発車と言えるが、「げっぷを出すよりまし」という顧客需要が見込めるとして、開発途中での発売に踏み切った。

 またヨンガリヤでは、どうしても耐えられない人のための「かゆみ止め」チューブ剤の開発にも成功しており、新コーラと併売する。価格は1本で9万8千円(税込み)だが、「新発売キャンペーン価格」として7月中は9万9千円(税込み)で販売する。さらに「かゆみを我慢するくらいなら、げっぷを吐いた方がましだ」と考える顧客層からのニーズにもこたえるため、「げっぷが通常の3割増しで出るコーラ」も同時発売する。500ミリリットル入りで200円(税込み)の予定。

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