Kyoko Shimbun 2012.05.04 News

F級グルメフェア開催 「生ゴミ展覧会」の声も 英・ロンドン これは嘘ニュースです

Fランクグランプリに選ばれた英国料理
 世界で最も料理がまずいことで知られる英国・ロンドン市で、まずさの世界一を競う「Fランクグルメフェア」が開催された。会場周辺には生ゴミの腐ったような悪臭が漂い、近隣住民からは「もう二度と開催しないでほしい」との声も聞かれた。今年7月のロンドン五輪を控え、英国料理に対する悪評を払拭するのが狙いと見られる。

 グルメフェアを主催したロンドン市のボリス・ジョンソン市長(47)は、この日のあいさつで「しばしば、わが国の料理の質は世界最悪と言われるが、このイベントで『世界にはさらにまずい料理がある』ということを広く知らしめ、英国料理が世界的にもまだマシな部類であるという認識を広めたい」と宣言した。

 展覧会に出展されているのは、英スコットランドの伝統料理「ハギス」のほか、コンゴ民主共和国の「焼きミミズ麺」、世界一の悪臭で知られるスウェーデンの塩漬けニシン「シュールストレミング」、韓国の宮廷料理など13カ国20品。日本からは、くさや、納豆、鮒寿司がそれぞれ出展している。

 開会時間の午前9時には、興味深く会場を見回る人たちでにぎわいを見せていたが、2時間後の11時には悪臭に耐えかねたのか、立ち寄る人の姿もほとんど消え、閑散としていた。会場に訪れたあるロンドン市民は「今まで『イギリス料理は生ゴミより少し上』と自虐ネタにしてきたが、生ゴミそのものを喜んで食べている人種が存在することを初めて知った」と話した。自他共に認めるユーモア世界一の国民が真顔で否定するレベルだ。

 また会場周辺に住む住人からは「悪臭がひどい」との苦情が殺到しており、市では6日まで開催予定だった同イベントをその日のうちに打ち切った。ロンドンから340キロ離れたパリや、大西洋を挟んで5500キロ離れたニューヨークからも苦情が届いたという。

 なお、参加者からの投票による「Fランクグルメグランプリ」には、やはり英国料理が選ばれ、結果的に欧米諸国に悪臭を振りまくだけのイベントに終わった。市では今後英国料理よりさらにまずい料理を探し求め、汚名返上の第2回を開催したいと意気込んでいる。

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