Kyoko Shimbun 2012.04.27 News

政府、「一日総理大臣」を公募へ 憲政125周年 これは嘘ニュースです

本紙を威嚇するヘラクレスオオカブト氏
 政府は26日、再来年の2014年で大日本帝国憲法発布から125周年を迎えることを記念して、「一日内閣総理大臣」を公募すると発表した。来年から募集・選考作業に入り、厳正な審査を通った人物一名に1日限りで内閣総理大臣としてのすべての権限を委譲する。

 26日午後の定例会見で藤村修官房長官が明らかにした。再来年の2014年は1889年2月11日の大日本帝国憲法発布から125周年にあたる。この憲政125周年の記念事業として2014年2月11日、公募で選ばれた人物に一日限りで内閣総理大臣の権限を委譲し、「一日内閣総理大臣」としての活動を認める方針だ。また政府は26日付で内閣官房に「憲政記念事業部」を設立した。

 具体的なスケジュールは未定だが、来年初頭から一般公募を開始。筆記試験や体力審査、数度に渡る面接などを潜り抜けた1名に当日限りの首相権限を与える。

 この種のイベントとしては、警察署や税務署のPR事業として芸能人が「一日署長」に起用されることが多いが、一日首相はこのような責任を伴わない名誉職ではなく、実際に権限を行使できるのが大きな特徴だ。内閣総理大臣が持つ権限は「衆議院の解散権」「国務大臣の任免権」「自衛隊への出動命令」など広範にわたっており、使い方によっては他国に対して武力行使を伴う宣戦布告も可能になる。

 発表を受けた政界では「一日首相」の座を狙うべく、すでに与野党の多くの議員が関心を示している。「社民党を辞めてまで与党に入ったんやから、狙うは当然首相やで」(前科一犯の民主党女性議員)、「今一度首相をさせていただくことで、再度イランの説得に回りたい。今日はいい天気です」(首相経験者)、「自衛隊が動かせるんなら、竹島の韓国軍なんか爆撃したっていいんじゃねえの」(ある都知事)、「あー、うー、あー」(ある防衛大臣)など、首相権限という甘い蜜に群がるヘラクレスオオカブトのような様相を帯びつつある。

 今回の記事について、ヘラクレスオオカブト氏は「確かに甘い蜜は大好物だが、権力亡者の例えにしないでほしい」として、本紙に対し抗議の意思を明らかにした。

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