Kyoko Shimbun 2012.04.06 News

鳩山氏「イラン訪問」発言、核戦争から世界を救う これは嘘ニュースです

終末時計の針を「残り1分」に動かすホワイト・シカゴ大学長
 5日、鳩山由紀夫元首相は6~9日にイランを訪問し、アフマディネジャド大統領やジャリリ最高安全保障委員会事務局長らと会談する予定であることを発表した。記者団に対し、鳩山氏は「米国とイランの間に入って、お互い説得できるよう、友愛の架け橋として努力したい。今回はちゃんと腹案も用意している。30個くらいある。いや20個だったかもしれない」と、意気込みを見せた。

 玄葉光一郎外相は、鳩山氏単独のイラン訪問について「行き先を間違えてイラクを訪問してくれることを切に望む」と述べ、日本政府として不快感をあらわにしたほか、自民党・公明党など野党からも「国益のため、羽交い絞めにしてでもやめさせろ」との批判が相次いだ。

 各国の主要メディアも鳩山氏のイラン訪問を「第三次世界大戦の予兆」として速報で伝えた。また、核戦争による人類滅亡までの時間を示す「世界終末時計」を管理するシカゴ大学も、「ハトヤマ・リスク」を懸念し、時計の針を「残り5分」から一気に4分進め、1962年のキューバ危機以来となる「残り1分」に変更した。

 鳩山発言は経済にも深刻な打撃を与えた。この日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価(30種)は、鳩山氏訪問による世界情勢の先行き不透明を嫌気して全面安で展開。結局、前日比1044ドル安の9146・87ドルと、同時多発テロ以来の大幅下落を記録した。さらにアジア市場でも軒並み10%を越える株価の大幅下落が連鎖しており、世界恐慌の様相を見せ始めている。

 これら世界的な混乱を受け、国連は急きょ総会を招集。鳩山氏に対しイラン訪問を撤回するよう要請する議決を全会一致で可決した。総会に出席した北朝鮮と韓国が、今回のようにそろって撤回賛成に回ったのは過去に例がなく、これがきっかけで今後南北融和への道筋がつく可能性もある。

 さらに米CBCテレビは、未確認情報として、鳩山氏訪問を阻止するため、ホワイトハウス主導のもと、まもなく米国、イスラエル、イランの3者による緊急首脳会談が開催される見込みであると報じた。会談ではイランの核開発禁止と、イスラエルが秘匿していた核兵器の全廃、さらに空気を読んだアメリカも勢いで核全廃を約束するなど、全面的・恒久的な平和条約が結ばれる可能性が高いという。

 国際政治に詳しい京都大学政治経済学部の坂本義太夫教授(カオス理論)は「『北京の蝶の羽ばたきがニューヨークの嵐を引き起こす』というバタフライ・エフェクトならぬ、ハトヤマ・エフェクトとも呼べる興味深い現象。鳩山氏の余計な思いつきがこういう形で世界平和に寄与することになろうとは思いもしなかった」と、驚きを見せる。

 本紙では鳩山氏に直接取材を申し込んだが、「現在チャネリング中」ということでコメントをもらうことができなかった。

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