Kyoko Shimbun 2012.03.01 News

鳥取県で大規模通信障害 完全復旧は夕方ごろ これは嘘ニュースです

糸電話は県内で広く利用されている(写真は鳥取砂丘での様子)
 総務省は1日深夜、同日午前4時39分から、鳥取県全域約7万7千世帯で固定・携帯共に電話がつながりにくい状態が発生していると発表した。110番、119番などの緊急電話は別回線を使用しているため影響はないものの、一般回線については混線の解消に時間がかかっていることから、鳥取市周辺では正午、他地域では夕方近くまで復旧に時間がかかると見られる。

 電信電話事業を管轄する総務省によると、1日午前4時過ぎ、鳥取県旧羽合町(現湯梨浜町)付近に設置されていた電柱28本が日本海からの突風により倒壊。この際電柱に設置していた電話用たこ糸回線が切れ、旧羽合町周辺の約200世帯で固定・携帯電話共に通じなくなった。

 昨今話題になったように、鳥取県は江戸時代以来、今でもたこ糸を利用した通信回線を使い続けている唯一の県だ。このため、電話が通じなくなった際は、各世帯間を結ぶたこ糸が緩んでいることが多く、糸の張りを伸ばすため、糸とつながった紙コップを強く引っ張る習慣が残っている。

 旧羽合町での中規模断線をきっかけとした今回の通話障害も、音を聞き取りにくくなった電話利用者がいつもの習慣で一斉に紙コップを引っ張ったことから、大規模なたこ糸回線の切断や混線にまで波及したものと見られる。

 現在、通信各社が糸の張りやからまりを直す作業に当たっているが、県内全域に張り巡らされた数百万本にも及ぶ糸をほどく作業が想定以上に難航。「かばんの中に適当に放り込んだイヤホンのコード100万本が複雑に絡み合っているような状態」(通信関係者)のため、県全域の回線が正常に戻るまで、まだかなりの時間を要するという。

 昨今スマートフォン(多機能携帯電話)の普及に伴い、通信回線のひっ迫による全国規模の通信障害が相次いでいる中、鳥取県だけは独自のたこ糸回線を利用していたため、全く影響を受けていない。

 「糸電話は県民の誇り」として自画自賛していた矢先の出来事だった。

新しいアプリで記事を読む

App Storeからダウンロード Google Playからダウンロード

虚構新聞友の会

本紙友の会へ入会すると、会員専用掲示板に書き込みができます。

おすすめリンク

<GOODS>かぐや姫竹糸電話

 竹で作られてた糸電話って見たことありますか?

社主ピックアップ

社会

人気記事ランキング

今月の一冊

「今月の一冊」バックナンバー

虚構新聞社のRSS/SNS

虚構新聞のウェブサービス

虚構新聞社の本

注目コンテンツ