Kyoko Shimbun 2011.08.31 News

「カレログ」女子、海岸の落とし穴に落ち軽傷 湘南 これは嘘ニュースです

 鎌倉市消防署は30日、湘南海岸で落とし穴に落ち、上半身逆さで砂に埋まっていた県内在住の女性(21)を救出、近くの病院に搬送した、と発表した。幸い女性は軽傷であったため、検査後数日中には退院できる見込み。署員の調べに対し女性は、「同じ会社の憧れの男性を追いかけていたら、落とし穴に落ちた」と話しており、この男性からも詳しく事情を聞いている。

 30日午後8時ごろ、湘南海岸を散歩していた通行人が「上半身逆さまで落とし穴に落ちている人がいるようだ」と、消防に通報。まもなく駆けつけた署員により救出された。穴は4階建てビルに相当する8mの深さだったが、女性の両足をロープでクレーン車に結びつけ、一気に引き抜いた。女性は腕にかすり傷を負う程度の軽傷だが、大事を取って近くの病院に搬送された。異常がなければ数日中にも退院できるという。

 鎌倉署の調べに対し、女性は「好意を抱いている同僚男性のスマートフォン(多機能携帯端末)に『カレログ』というGPS追跡機能のついたソフトをインストールして毎日男性の行動を観察していたところ、丸1日湘南海岸から動かなかったので、心配になって駆けつけたら落とし穴に落ちた」と話している。

 スマートフォンの所有者である男性(30)は、女性と同じ会社に勤めていることは認めているが、女性とはほとんど面識がなかったと証言している。男性は事情聴取に対し「(女性とは)全く面識がなかったが、先週あたりから食事先でよく顔を見かけるようになった。さらに数日前からは毎日通勤途中の道の曲がり角で食パンをくわえた彼女にぶつかり続けていた。それ以外にもいきなり『先輩が毎日夜10時に電話しているあの女、男遊びがひどいんですよ』と話しかけられるなど、気味が悪くなったので、知り合いに相談したら、スマートフォンに『カレログ』という行動追跡ソフトが勝手にインストールされていたことが分かった。そこで海岸に落とし穴を掘り、その上にスマートフォンを置いて(女性を)待ち構えていた」と話している。

 行動追跡ソフト「カレログ」は、スマートフォンに内蔵されたGPS機能を利用することで所有者の位置情報を特定できるのみならず、バッテリー状態、電話の通話記録、インストールされている他のソフトなどさまざまな情報を取得できる。「彼氏が浮気していないかこっそり調べられる」を謳い文句とし、また「相手の同意を得て利用しましょう」と注意を呼びかけているが、今回の事件のようにプライバシーの問題も指摘されており、勝手にインストールされた場合、ストーカーなどに悪用される懸念もある。

 穴に落ちた女性は「わざわざ落とし穴まで掘ってくれたのは、彼の愛情の証。今後とも彼を見守っていきたい」と話しているという。

▽産学連携でスマートフォン用ソフトを開発している(株)ブレイドソフト代表の坂本義太夫氏の話
 「『カレログ』対策として、偽の位置情報や通話記録を流す偽装ソフトをまもなく公開するので、自衛のためにぜひ使ってほしい。税込み15万円です。」

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