Kyoko Shimbun 2009.11.27 News

野生のパンダ2頭を確認 紀伊山地 これは嘘ニュースです

山中で捕獲されたメスのパンダ
 26日、和歌山県紀伊山地に連なる水野山(標高2012m)山中で狩猟中だった男性がパンダに襲われたとの連絡が地元猟友会に入った。県警とともに山中を捜索した結果、体長140センチほどのパンダ2頭の生息が確認され、うち1頭は猟友会により射殺された。襲われた男性は右腕に軽いけがを負ったが命に別状はない。

 26日午後3時ごろ、地元猟友会に所属する68歳の男性が水野山山中でイノシシ狩りをしていたところ、竹やぶからパンダのような白黒の動物が現われ、男性に襲いかかった。男性はその場で死んだふりをして逃れようとしたが、昼食用のサラダパンを持っていた右手を襲われ全治1週間ほどの軽傷を負った。

 動物が去った後、男性は一緒に狩りをしていた仲間に「パンダのような動物に襲われた」と連絡。さらに地元警察にも通報し、山中を捜索した。

 その後午後5時ごろ中腹部で昼寝をしていたパンダ2頭を発見。うち1頭が暴れて襲いかかろうと向かってきたため、猟友会のメンバーが射殺した。もう1頭はその場で捕獲した。県警の調べによると、捕獲されたパンダはともに体長140センチ。射殺されたパンダは大人のオス、捕獲されたほうはメスと見られる。

 パンダは中国・四川省北部など非常に限られた地域でしか生息しておらず、中国以外でパンダが発見された事例は今回が初めて。詳しくは分からないが、中国から密航してきた不法入国者にまぎれて日本に入ってきた可能性もあるという。

 また、県警はパンダを射殺した猟友会男性を、希少生物に危害を加えたとして種の保存法違反で逮捕した。

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