Kyoko Shimbun 2006.01.18 News

「生命のスープ」の商品化に成功 都立バイオ研 これは嘘ニュースです

商品化に成功した「生命のスープ」(写真はポタージュ味)
 都立バイオ研究所は、18日、生命の元となる物質を生み出したとされる、原始地球の海洋を再現した「生命のスープ」を商品化することに成功したと発表した。価格は150円(350ミリリットル・税込)。

 この「生命のスープ」は水素、炭酸ガス、メタン、アンモニアなど、原始地球の大気に含まれていた物質を溶かし込んだもの。実際、このスープに紫外線を照射し、火花放電したところ、高分子の有機化合物が生成された。

 都立バイオ研究所のA・ミラー主任研究員は、「このまま水槽に入れて40億年ほど待てば、水槽からヒトが生まれてくるだろう」と述べ、研究所内の実験用水槽では、すでにヒトの次の段階の生命体が育っていることを明らかにした。

 また、飲用に適しているか動物実験で確かめたところ、ラットの9割、サルの8割が何らかの異常を示したが、ヒトに対する効果は今のところ不明。研究所では、「まだまだ寒い時期が続くので、ぜひ『あったか~い』にして飲んでみてほしい」と話している。

 発売は今月下旬。原始地球の海洋を忠実に再現した「塩味」のほか、「コンソメ」「ポタージュ」「中華風味」も発売する。

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