Kyoko Shimbun 2004.10.12 News

漂流漁船から変死体 三陸沖 これは嘘ニュースです

虚構新聞社が独自に入手した捜査資料
 昨年8月、岩手県沖で漂流していた漁船の中で変死体が見つかるという事件が起こっていたことが、虚構新聞社の調べで明らかになった。事件の状況の怪異さから、当時この事件に関する記者発表は行われておらず、事件そのものが隠ぺいされていた疑いもある。

 昨年8月11日午後4時25分ごろ、岩手県三陸沖の南東約40キロ付近で、漁船が漂流しているのを近くを通りがかった八戸海上保安部の巡視船「イーハトーブ」が発見。保安部が直ちに救助に向かったが、船内からは40代前後の男性とみられる遺体が見つかった。船内で発見された遺体には四肢と頭部がなく、遺体の状況から死後2週間程度経ったものと見られる。

 今回虚構新聞社が独自に入手した捜査資料によると、当初捜査本部はこの遺体が海鳥に食べられたものと推定。だが、その後船内に残されていた日記によれば、この男性は昨年7月に遭難したあと、飢えに耐えかね、自らの両脚、両腕を少しずつ食べたらしい。さらに、遺体を解剖した結果、胃の消化物の中から本人の脚、腕に加え、頭部も発見されたため、「本件に関してこれ以上の捜査は行わない」(捜査資料による)ことになったようだ。

 この怪事件が1年以上も公にされなかったことについて、岩手県警は「社会に大きな不安をもたらしかねないと判断した」と語ったが、今後この事件の解釈をめぐる論議が広がりそうだ。

▽作家でオカルトにくわしい高山恭一さんの話
 「極限状況に置かれた人間が自分で自分を食べることはよくあることだが、頭部まで自分で食べた例というのは聞いたことがない。私好みの事件ではあるが、正直どう解釈していいか困惑している。」

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